【貯蓄額】39歳、男性の場合
プロフィール
39歳、男性
准看護師、年収450万円
ひとり暮らし
東京都在住
【相談内容】家賃7万円が痛い……。安めのアパートへの引っ越しを考えています
「家賃が7万円と高めで、なかなか収入を貯蓄にまわせていません。安めのアパートに引っ越しを検討しています」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である30代単身世帯の貯金額は、平均が594万円・中央値が100万円*です。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果」
質問者さんの貯金額は150万円で、平均額には及びませんが、中央値は上回っています。
引っ越し前に!家賃を下げるための3つの交渉ポイント
質問者さんは、家賃7万円という負担が大きく、貯蓄に回す余裕がないとお悩みですね。
家賃の見直しは家計管理に効果的ですが、東京のような都市部では引っ越しをしても思ったほど家賃が下がらない可能性も。
引っ越しにかかる初期費用や手間も考慮し、今の住まいの家賃を下げられないかの交渉をしてみることをおすすめします。
「長く住む意思がある」ことを伝える
大家さんにとって、安定した入居者はありがたい存在です。
「これからも長く住みたいと思っているので、家賃を少し下げていただけないでしょうか」と相談してみることで、家賃を下げてもらえる可能性があります。
更新のタイミングで交渉する
契約更新の時期は、家賃を見直す絶好の機会です。
「更新したいのですが、今の家賃だと少し負担が大きくて……」と正直に相談してみましょう。
このタイミングであれば、大家さん側も前向きに検討してくれることがあります。
周辺の家賃相場と比較して交渉する
近隣で同じような条件の物件が今よりも安い家賃で出ていれば、それを資料として提示するのも有効です。
「近隣では似た物件が6万円前後で募集されていました」と伝えれば、説得力のある交渉になります。
家賃交渉と聞くと大変そうだと感じるかもしれませんが、大家さん側も退去者が出るのは避けたいもの。
合理的な内容で交渉することで、家賃を下げてもらえる可能性は十分にありますよ。
まとめ
・家賃を下げるためには「長く住む意思があることを伝える」「更新時期に交渉する」「周辺の家賃相場と比較して交渉する」ことが重要です。
・3つのポイントを押さえて丁寧に交渉すれば、家賃を見直してもらえる可能性は十分にあります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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