34歳、広告業の《リアル貯金額》。教育費と老後資金が心配……。資産運用のポイントは?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【34歳 男性】
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2025.05.05

【貯蓄額】34歳、男性の場合

34歳、男性の貯金額

プロフィール

34歳、男性 
デジタルマーケティング、年収500万円
妻(32歳、会社員)と子(5歳)との3人暮らし
世帯年収900万円

【相談内容】教育費と老後資金が不安。長期的な資産運用について教えて

「現在の年収と貯蓄額では、将来の教育費や老後の生活費に不安があります。教育費や老後の生活費のため、長期的な資産運用についてのアドバイスが欲しいです」

現在の資産額の水準は?

平均貯金額(二人以上世帯)

質問者さんと同年代である30代2人以上世帯の貯金額は、平均が601万円・中央値が150万円*です。

*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年」

質問者さんの貯金額について不安をお持ちとのことですが、貯金額は530万円と中央値を上回っています。

子どもの教育費と老後資金、今から始める長期積立投資

質問者さんは、お子さんの教育費やご自身の老後資金について不安を感じており、長期的な資産運用の方法を知りたいのですね。
教育費も老後資金も、時間を味方につけることで、無理なく準備していくことが可能です。

15年以上先のお金は投資で育てる

お子さんの大学資金(20歳以降に必要な費用)や、ご夫婦の老後資金は、長期投資を活用して時間を味方につけて育てるのがおすすめです。

投資の基本は「長期・分散・積み立て」

  • 長期投資:15年以上の期間をかけることで、元本割れリスクを抑えられる
  • 分散投資:全米株式や全世界株式インデックスを選べば、リスクを分散しながら成長が期待できる
  • 積み立て投資:毎月定額で投資することで、価格変動の影響を平準化できる

歴史を振り返ると、戦争・リーマンショック・コロナショックといった大きな経済危機があっても、世界経済は長期的に成長し、株価も上昇してきました。
短期的な変動に惑わされず、淡々と積み立てを続けることが大切です。

教育資金のシミュレーション

お子さんの大学費用を準備するために、毎月3万円を投資に回すとしましょう。
これを年利6%で15年間運用すると、約872万円に成長する見込みです。

児童手当を活用して積み立てると、家計に大きな負担をかけずに準備できますよ。

*……参考:金融庁「つみたてシミュレーター」

老後資金のシミュレーション

質問者さんが現在38歳で、65歳で定年を迎えると仮定すると、今から毎月2万円を年利6%で積み立てていけば、定年時には約1,613万円になることが期待できます。

老後資金は時間を味方につけるほど効率的に増えるため、早めに準備を始めることが重要です。

まとめ

資産運用出典:stock.adobe.com

・15年以上先に使うお金は、時間を味方につけて投資で育てていくのがおすすめです。

・投資の基本は「長期・分散・積み立て」。短期的な変動に惑わされないようにしましょう。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

ほかの30代の貯金額は……

【参考】35歳、女性/講師出典:4yuuu.com

【参考】34歳、女性/芸能関係のサービス業出典:4yuuu.com

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
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