【リアル給与明細】33歳、支援員。収入が少ない……。仕事が好きでも転職すべき?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【33歳 障害者支援員】

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sino
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2025.02.20

【リアル給与明細】33歳、障害者施設支援員の場合

33歳、男性/障害者施設支援員

プロフィール

33歳、男性
障害者施設支援員

▼現状
労働時間は月160時間、残業はなし。
ボーナスは20万円程度。

【相談内容】仕事は好きですが給料が少ないです。転職すべきでしょうか?

解説するのは……

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

現在のお給料は平均と比べると高い?低い?

【参考】年齢階層別平均給与

質問者さんは、今のお給料が安いとお悩みなのですね。

では、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。

質問者さんの現在の収入を年収換算すると約343万円になります。
一方、求人ボックスの調査によると、障害者施設支援員の平均年収は約351万円*です。(※2024年10月時点)

*……参考:求人ボックス「給料ナビ」

また、質問者さんと同年代で正社員として働く人の平均年収は約484万円*です。

*……参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

質問者さんのお給料は、同職種と比べると平均的、他職種合わせた同年代と比べると低めの水準と言えそうです。

「仕事は好きだけどお給料が不満」の解決策

質問者さんは、今の仕事が好きではあるもののお給料が安く、転職すべきか悩んでおられるのですね。

福祉の仕事は人間的に成長できてやりがいを感じる一方、お給料に不満を感じることもあるでしょう。
このような悩みを持つ質問者さんには、次の2つの解決策をおすすめします。

解決策①副業で収入を補う

今の仕事が好きでこれからも続けたいのなら、副業がおすすめです。
副業には、以下のようなメリットがあります。

・収入の増加:現在の収入を補えるため、生活費や貯金に余裕が生まれる
・スキルの向上
:新たなスキルを習得できる
 ※本業にプラスになることも
・リスク分散
:複数の収入源を持つことで経済的なリスクを分散できる
 ※万が一本業で問題が生じても安心感がある

解決策②転職して給料を改善する

どうしても現在のお給料に納得できない場合は、転職も1つの方法です。
転職を考える際は、以下のポイントを参考にしてください。

・興味のある分野を見つける:自分が興味のある分野をリサーチし、その分野での給料水準を確認する
 ※自分が納得できるお給料がもらえそうか確認するのが大切
・スキルと経験を活かす
:これまでに培ったスキルや経験を活かせる職種を探す
 ※福祉の分野で得たコミュニケーション能力や問題解決能力は多くの職場で高く評価されるはず
・転職後の未来を考える
:転職が自分の転職後の未来にどのように影響するかを考える
 ※将来的なキャリアアップや安定性も考慮しながら納得できる道を選ぶことが重要

まとめ

悩んでいる男性出典:stock.adobe.com

・質問者さんの現在のお給料は同職種と比べると平均的ですが、他職種を含めた同年代と比較すると低い水準です。

・今のお仕事が好きでもお給料に不満がある場合は『副業で収入を補う』か『転職してお給料を改善する』ことをおすすめします。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
コンタクトはメールアドレスsinobu037@gmail.comまで♡