意外と難しい……。かぼちゃの煮物
かぼちゃの煮物は、かぼちゃ料理の定番中の定番ですよね。
定番料理のため簡単そうに思えますが、煮崩れてしまったり、煮える前に煮汁がなくなって焦げてしまったりしたことはありませんか?
ホクホクと美味しく仕上げるのが意外と難しい料理ですよね。
しかし、次にご紹介する3つのコツを押さえれば、失敗なく作ることができるんです。
美味しいかぼちゃの煮物を作るコツ①美味しいかぼちゃを選ぶ
美味しいかぼちゃの煮物に欠かせないのが、美味しいかぼちゃを選ぶこと。
かぼちゃ自体が水っぽい場合、煮物にするとさらにびしゃっとした仕上がりになってしまいます。
色が濃く鮮やかで、種がしっかりつまったずっしり重さがあるものを選びましょう。
美味しいかぼちゃの煮物を作るコツ②かぼちゃに砂糖をまぶして水分を出す
かぼちゃを食べやすい大きさに切ったら、すぐに煮るのではなく先に砂糖をまぶすのがポイント。
かぼちゃ約200gに対し、大さじ1の砂糖を入れましょう。
全体に馴染ませたら、このまま30分〜1時間ほど置いておきます。
時間があれば半日ほど置いておくと◎
1時間後に確認してみると、浸透圧によってかぼちゃから水分がたくさん出ていました。
この余分な水分を捨てれば、ビチャっとした仕上がりになりにくくなりますよ。
美味しいかぼちゃの煮物を作るコツ③鍋ではなく電子レンジで加熱する
出てきた水分を捨てたら、皮を下にしてかぼちゃを耐熱容器に入れます。
鍋ではなく電子レンジで加熱することで、さらに余分な水分が抜けホクホクに仕上がりますよ。
調味料(酒、みりん、醤油各大さじ1)を入れ、全体に馴染ませましょう。
ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで4分加熱します。
一度ラップを剥がし、かぼちゃをひっくり返して再度ラップをかけ、同様に4分加熱します。
加熱が終わったら、そのまま3分ほど庫内に入れたまま味を馴染ませて完成です!
煮崩れることも、焦げ付くこともなく、ほっくりと美味しそうに仕上げることができました!
半分に割ってみると、味も染みていてホクホク感がよくわかりますね!
かぼちゃの煮物を失敗せずに作ろう
定番料理なのに、失敗しがちなかぼちゃの煮物。ちょっとしたコツを押さえれば、簡単に失敗なく作れそうですね!
ぜひ試してみてください。

◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター
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