食べられるのにもったいない!しめじの石づき
しめじの軸の一番先端にある石づき。
硬く、食感や風味が悪くなるため、取り除いてから食べるのがよいとされています。
一般的な取り除き方は、しめじを横に寝かせ、根元にザクッと包丁を入れる方法。
この方法では食べられる部分も切り落としてしまい、とてももったいないですよね。
まな板にクズが散らばり、片付けの手間も増えてしまいます……。
実は、包丁やまな板がなくても、しめじを「手で引き抜く」ことで石づきを無駄なくきれいに取り除けるんです。
石づきの取り方①真ん中の1本を引き抜く
まず、真ん中のしめじを抜き取ります。
しめじ全体を押さえながら、指を隙間にぐっと入れ、根元を引っ張りましょう。
真上にそのまま強く引っ張るのではなく、上下左右にひねりながら、優しくゆっくり引き抜くのがポイント。
コツを押さえれば、根元から切れずにスポッと簡単に取れますよ。
続いて数本を引き抜きます。
慎重に引き抜いてくださいね。
石づきの取り方②真ん中の隙間へ倒すように引き抜く
数本を引き抜いたら、真ん中にできた隙間に向かって、倒すようにしめじを引き抜いていきます。
ある程度引き抜くと、力を入れなくても軽く倒すだけで簡単に引き抜けます。
1本ずつではなく、2〜3本をまとめて抜いてもOK。
石づきの取り方③外側は石づきを押さえて優しく引き抜く
外側のしめじは石づきがくっつきやすいため、石づき全体を押さえながら手前に倒すように優しく引き抜きます。
石づきがついてきてしまった場合は、指でつまむようにすれば簡単に取り除けますよ。
しめじを全て引き抜いたあとの石づきがこちら。
「石づきって本来これだけなの?」と思うくらい小さく、捨てる部分が少ないことがわかります。
この方法なら包丁もまな板もいらず、クズも散らばりにくいのでとっても便利。
子どもにも安心してお手伝いをお願いできそうですね!
しめじを無駄なく使い切ろう
旨みたっぷりで栄養も豊富な秋の万能食材、しめじ。
きれいに無駄なく使って、旬の美味しさを存分に楽しみましょう!
◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター
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