【貯金額】46歳、女性の場合
プロフィール
46歳、女性
クラウドソーシングで事務作業など
年収100万円
父(77歳、無職)と母(75歳、無職)の3人暮らし
【相談内容】資金が足りませんが投資は怖いです……。
「収入や貯金が少なく、老後資金が不安です。投資も考えたいのですが、元本保証のない運用はリスクがあるので不安で踏み切れません」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である、40代単身世帯の貯金額は、平均が559万円・中央値が47万円です。
質問者さんの資産額は約625万円で、これは平均貯金額の約1.1倍、中央値の約13.3倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/
※ご両親の年収が不明のため、単身世帯の貯蓄額とを比較しています。
投資はリスクが高い?正しい知識で未来に備えるには
質問者さんは老後資金が不安で投資を考えているものの、元本保証がない運用は怖いとお考えなのですね。
現金貯金なら安心と思われるかもしれませんが、実はインフレ(物価高)によってお金の価値が目減りするリスクがあります。
たとえば、今1,000円で買える商品が、数年後には1,200円や1,300円になるかもしれません。
同じ金額でも買えるものが減ってしまうため、現金だけでの貯蓄には限界があります。
投資に抵抗がおありなら、最初はリスクを抑えた投資商品がおすすめ。
たとえば、iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用することで、税制優遇を受けながら資産を作ることが可能です。
iDeCoでは元本保証型の商品を選べるため、安心して資産作りを始められます。
慣れてきたら、投資商品の割合を少しずつ増やしていくと良いでしょう。
また、長期のインデックス投資を活用するのも一つの方法です。
長期で運用することでリスクを抑えつつ、安定したリターンを期待できます。
ただし、投資を始めるには仕組みやリスクについて納得しておくことが必須。
まずは初心者向けのインデックス投資の本を読み、基本的な仕組みや考えを学んでみてください。
少しずつお金に対する知識をアップデートすることで、将来の不安を減らしていきましょう。
まとめ
・質問者さんの貯金額は、平均貯金額の約1.1倍、中央値の約13.3倍です。
・現金貯金にもリスクがあるので、少しずつでも投資を始めることがおすすめです。
・お金に対する知識をアップデートすることで将来の不安を減らしましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同年代の貯金額は……
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