【貯金額】46歳女性の場合
プロフィール
46歳、女性
フリーランス、年収42万円
76歳無職の父、74歳無職の母との3人暮らし
【相談内容】親がいなくなったあとの生活が不安です……。
「長い間ほとんど無職状態で、最近になってクラウドソーシングを始めましたが自立できるほどの収入はまだありません。500万円ほどの貯蓄がありますが、老後の資金にはとても足りないので、両親がいなくなったあとの生活が不安です。これからの人生設計をどのように立てればよいでしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である40代単身の貯金額は、平均559万円・中央値で47万円です。
質問者さんの資産額は約584万円で、これは平均貯金額の約1.04倍、中央値の約12.4倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/23bunruit001.html
※ご両親分の預貯金額が不明なため、単身世帯の貯金額と比較しています。
今後の生活設計のポイントは?
質問者さんは、ご両親がいなくなったあとの生活を不安に感じているのですね。
質問者さんの不安を解消するために生活設計をするポイントは、以下の3つです。
1.現在の収入源を伸ばす
現在はクラウドワーカーとして収入を得ているとのことなので、この収入を増やすことを考えましょう。
ご自身に合った専門分野を見つけ、スキルアップのためにお金と時間を使うことが重要です。
一時的に受けられる仕事量が減るかもしれませんが、スキルが向上すれば年収が大きく増える可能性があります。
2.老後資金を確保するためにライフプラン表をつくる
老後の資金を確保するために、ライフプラン表を作成して目標や必要な資金を明確にしましょう。
将来の収支を見える化できるので、余計な不安を持たずに済みます。
インターネットで検索すると無料で使えるテンプレートがたくさん出てくるので、使いやすいものを選んでください。
3.公的な支援を受けることを検討する
社会保障や年金制度の活用も、将来の生活を支える一助となります。
例えば、心身の状態によって仕事量を増やすことが難しい場合の障害年金など。
心理的な不安を軽減するために、使える制度について知っておくことは大切です。
役所の福祉課など身近に相談できるところもあるので、一度調べておくことをおすすめします。
以上のポイントを踏まえて計画的に生活設計を行うことで、将来の不安を軽減できますよ。
まとめ
・質問者さんの預貯金額は、平均貯金額の約1.04倍、中央値の約12.4倍です。
・生活設計のポイントは『現在の収入減を伸ばす』『老後資金を確保するためにライフプラン表をつくる』『公的な支援を受けることを検討する』の3つです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同じ世代の他の人の貯金額は
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。