【貯蓄額】30歳、女性の場合
プロフィール
30歳、女性
専業主婦。
夫(30歳、公務員)と子(0歳)の3人暮らし
【相談内容】変動費が抑えられず貯金ができません……。
「現在育児中で働けないため、貯金を切り崩して生活しています。今の収入でも貯蓄できるよう支出を見直したいのですが、家計簿をつけていても変動費を抑えられません。」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である、30代2人以上世帯の貯金額は、平均が601万円・中央値が150万円です。
質問者さんの資産額は600万円で、これは平均貯金額とほぼ同額、中央値の約4倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
ストレスなく貯金を増やす!3ステップで変動費を見直そう
質問者さんは、今の貯金を切り崩す生活に不安を感じているのですね。
そんな不安を解消するため、次の3ステップで変動費をコントロールしましょう。
1. 家計簿をつけて現実的な予算を把握する
質問者さんはすでに始められていますが、家計簿をつけることはとても大切。
しっかりした記録があれば、現実的な予算を立てる基礎ができるので次のステップに進みやすくなります。
2. 満足度の高い変動費に優先して予算を割り振る
次に、予算を立てます。
予算を立てるときのポイントは、節約ばかりを考えることではありません。
満足度の低い項目をカットし、満足度の高い項目にはしっかりと予算を割り当てることが大切です。
満足度の高いものに多く充てることで、ストレスフリーな家計管理ができますよ。
3. 特別費を別予算として設定する
不定期に発生する大きな出費、たとえば冠婚葬祭や家電の買い替えにかかる費用は、変動費とは別に特別費として予算を立てておきましょう。
特別費を事前に見越して準備しておくと、急な支出にも余裕を持って対応でき、家計管理でつまずくことがぐっと減ります。
これらのステップを実践すれば、今の収入でもストレスを抑えつつ貯蓄を増やせるようになりますよ。
まとめ
・質問者さんの貯金額は、平均貯金額とほぼ同額、中央値の約4倍です。
・変動費は「家計簿をつけて現実的な予算を把握する」「満足度の高い変動費に優先して予算を割り振る」「特別費を別予算として設定する」の3つのステップで管理しましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの子育て世帯の貯金額は……
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