【貯蓄額】38歳、男性の場合
プロフィール
38歳、男性
金融機関 営業職、年収550万円
妻(45歳、専業主婦)、子ども2人(11歳と6歳)の4人暮らし
【相談内容】持病があるため保険料が高く、加入できません。
「持病があるので、生命保険の掛金が高額になり加入できていません。保険に入っていない場合はどのように備えれば良いでしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である30代2人以上世帯の貯金額は、平均が601万円、中央値が150万円です。
質問者さんの資産額は約115万円で、これは平均貯金額の約19%、中央値の約77%となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
保険以外で将来に備える方法は?
質問者さんは、持病がおありで保険に加入しておらず、将来に向けてどのように備えれば良いのかお悩みなのですね。
持病があると保険料が割高になりますが、余分なコストを支払う必要がない掛け捨ての生命保険であれば加入を検討しても良いかもしれません。
質問者さんに万が一のことがあったときにお子さん2人が成人するまでの期間をカバーできる保障額に絞ることで、保険料の支払いを抑えつつ必要最低限の備えができます。
民間の保険に入らなくても、質問者さんはすでに世界最高水準の保険に加入しているといえます。
それは、日本の公的保険制度です。
公的保険制度は非常に充実しており、医療費が高額になっても「高額療養費制度」を利用することで自己負担額を抑えられます。
病気やケガで働けなくなったときには、傷病手当金や失業保険、障害年金といった制度も。
これら公的保険のサポートを念頭に置き、過度な民間保険に頼らず、貯蓄や資産運用で将来に備えることを検討してみてください。
万が一の備えは公的保険をベースにして、無理なく家計を管理しながら安心できる貯金ができると良いですね。
まとめ
・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約19%、中央値の約77%です。
・持病があっても入れる保険があります。余分なコストを支払わないで済む掛け捨てを選びましょう。
・日本の公的保険はとても充実しています。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの4人家族の貯金額は……
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