なす

名前の由来に納得……。「ナス」で作る簡単なのに大絶賛のトルコ料理

Gourmet / Recipe

ナスはトルコで盛んに調理されている食材。豊富なレシピの中に「Imam Bayıldı(イマム・バユルドゥ)」という料理があります。
ナスに詰め物をして煮込む料理で、名前の意味は「イマム(宗教指導者)が卒倒した」。“あまりに美味しいため卒倒した”という伝説が由来です。
トルコでは、冷製で提供されることが多いですよ。

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ごん太郎
ごん太郎
2024.08.22

イマム・バユルドゥの魅力

イマム・バユルドゥ出典:stock.adobe.com

イマム・バユルドゥは、ナスの中心にトマトや玉ねぎ、ニンニクなどの野菜をたっぷり詰めたヘルシーな料理です。
じっくりと煮込むことで野菜の甘みと旨味が引き出され、驚くほどの美味しさが楽しめます。
ベジタリアンやヘルシー志向の方にもぴったりです。

イマム・バユルドゥ▶用意するもの

ナスのヘタ

材料

  • ナス(小ぶり)  2本
  • オリーブオイル 適宜
  • トマト(缶詰でもOK) 1個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • コーン 10g
  • ニンニク 1片
  • 白ワイン 50cc
  • 鷹の爪 1本
  • 塩 1g
  • 砂糖 小さじ1
  • レモン汁 少々

イマム・バユルドゥ▶作り方

ナスの準備

  1. ナスの準備:ナスは米ナスのように小ぶりで太めの物を選んでください。
    長ナスのように縦に長いと調理しづらくなります。
    ヘタの伸びている部位を切ってから縦2つに切り、皮の面は頂点になる部位を残して左右を剥きましょう。
    水にさらしてアクを抜きます。
  2. ナスを焼く:フライパンにオリーブオイルをさし、ナスを入れて蓋をしたら弱火で蒸し焼きにします。
    皮の部位をこんがりと焼いてください。
    揚げてもオーブン焼きでも◎別の料理のついでに焼けると良いですね。
  3. 詰め物の準備:トマトとたまねぎを粗みじん切り、にんにくをみじん切り、タカの爪を薄く小口切りにします。
    たまねぎ、にんにく、鷹の爪をオリーブオイルで炒め、たまねぎが半透明になったらトマトとコーンを加え、汁気が少なくなるまで煮詰めましょう。
  4. ナスに詰める:ナスの断面に縦に薄く包丁を入れ、切れ目からナスを広げます。
    できるだけぎゅうぎゅうに詰め物を入れましょう。
  5. 煮詰めて仕上げる:詰め物をしたナスをフライパンに戻し、白ワイン・塩・さとう・レモン汁を加えて弱火で煮詰めます。
    煮汁がなくなってきたら皿に盛り、冷蔵庫で冷やして完成です。

イマム・バユルドゥ▶サーブの仕方

イマム・バユルドゥ

イマム・バユルドゥは冷やして食べるのが一般的なため、冷蔵庫で数時間冷やしてからサーブします。
冷やすことで、野菜の旨味が一層引き立ちますよ。

食べる直前にヘタを切り落とすと食べやすくなります。
さらにパセリを散らして彩りを添えましょう。

家庭にトルコ料理を

ケバブ出典:stock.adobe.com

トルコ料理は中華料理・フランス料理と並ぶ世界三大料理ですが、日本ではあまり馴染みがありません。イマム・バユルドゥは、その深い味わいとヘルシーさで世界中で愛されていて、家庭でも手軽に作れるレシピです。ぜひトルコの本格的な味を楽しんでみてください。
特に暑い季節は冷やして食べると爽やかで、一層美味しく感じられます。イマム・バユルドゥのレシピで、食卓にトルコの風を吹き込んでみませんか?

ライター・管理栄養士ごん太郎

◆ライター・管理栄養士 / ごん太郎

管理栄養士歴15年。趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。
コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。
得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。

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ごん太郎

管理栄養士歴15年、趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。いつか自分でビールでビール醸造所を夢見てライター業務に取り組んでいます。得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連のものです。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。