【貯金額】37歳男性の場合
プロフィール
37歳、男性
営業職、年収390万円
妻(40歳)、子ども(4歳)との3人暮らし
【相談内容】暴落が来たらどう乗り越えればいいですか?
「投資をしていますが、暴落が来たときに乗り越えるための資産運用が分かりません。」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である30代2人以上世帯の貯金額は、平均が601万円、中央値が150万円です。
質問者さんの資産額は1,350万円で、これは平均貯金額の約2.2倍、中央値の9倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
投資中に暴落が起きたらどうすればいい?
質問者さんは、投資をしていて暴落が来たときにどのように乗り越えれば良いのかを知りたいのですね。
結論は、広く分散された優良な投資商品を毎月定額で積み立て、株価が良いときも悪いときも積み立てを続けること。
投資中に暴落が起きると、心配や不安が湧いてしまいますよね。
特に投資を始めたばかりの方は、どう対処しようか迷うこともあるでしょう。
しかし、過去のデータや歴史を振り返ってみると、投資市場は常に上下を繰り返しながらも、20年以上の長期スパンで見れば元本割れ(投資したお金が減ること)はほとんど起こっていません。
つまり、長期的な視点で株式投資をし続けることこそが成功へのカギということです。
投資に対する不安を和らげる方法として、毎月一定額をコツコツと積み立てる「積立投資」があります。
株価が高いときも安いときも同じ額を投資するため、時間が経つにつれて購入単価が平均化され、リスクが分散されるというメリットがあります。
焦りや不安から一度に大きな金額を投資するのではなく、生活に支障がない範囲で毎月少しずつ積み立てることが大切です。
たとえ市場が暴落しても「今は安く買える時期なんだ」と考えて積み立てを続けることが、将来的な成功につながるでしょう。
20年後、振り返ったときに「続けて良かった」と思えるように、焦らず計画的に進めたいですね。
※「長期投資で元本割れのリスクが減る」のは、広く分散された優良な投資商品に投資ができていることが前提です。また「長期投資であればリスクは少ない」というのは過去のデータに基づくもので、未来を保証するものではありません。投資はご自身の判断で、余剰資金の範囲内で行いましょう。
まとめ
・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約2.2倍、中央値の9倍です。
・投資の基本は長期の積み立て投資です。暴落時もこの投資手法を続けることが、投資成功へのカギとなります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同世代の貯金額は……
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