【貯金額】38歳男性の場合
プロフィール
38歳、男性
介護職、年収450万円
母(76歳、無職)と2人暮らし
【相談内容】投資の割合はどの程度にすればよい?
「もう少し株式や投資信託を増やしたいのですが、割合をどのくらいにしたらよいですか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である30代単身の貯金額は、平均が594万円・中央値が100万円です。
質問者さんの資産額は2,190万円で、これは平均貯金額の約3.7倍、中央値の約21.9倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/
※お母様の預貯金額が不明なため、単身世帯の貯金額と比較しています。
投資割合は『暴落が起きても落ち着いていられる割合』で
質問者さんは、株式や投資信託を増やすにあたり、割合をどの程度にすれば良いのかについて考えておられるのですね。
経済的に合理的な視点で考えると、投資は長期的に行うことで元本割れのリスクが大幅に低くなります。
そのため、最低生活費の1年分程度を生活防衛費として残し、それ以外の資金をすべて投資に回すというのは、一つの投資戦略です。
しかし、ここで注意したいのは、投資には必ずリスクが伴うということ。
長期投資をしていれば必ず何度か暴落が訪れ、一時的に資産が大きく減ることがあります。
「長期で保有すればまた持ち直す」といわれていますが、このような状況に直面すると多くの人は不安や焦りを感じ、冷静な判断が難しくなるもの。
幸せに生活を続けるためには、暴落が起きても落ち着いていられる金額、つまり精神的に安心できる範囲での投資を心がけましょう。
金額への感じ方は人によって違うので、少しずつ投資額を増やして自分が心地よいと思えるラインを探る必要があります。
長期投資で資産を増やすことは、経済的な自由を得るための強力な手段です。
さらに心の安定も考えることが、幸せな人生を送るための秘訣となりますよ。
まとめ
・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約3.7倍、中央値の約21.9倍です。
・投資は『暴落が起きても落ち着いていられる割合』を目安にしてください。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同世代の貯金額は……
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