【貯蓄額】41歳女性の場合
プロフィール
41歳、女性
社労士業の訪問営業職
会社員の夫・5歳の子どもとの3人暮らし
年収は250万円
【相談内容】将来に備えるには遅いですか?
「貯金があまりなく最近になってようやく投資を始めましたが、もう将来に備えるには遅いように感じています。貯金も思ったようにできず子どもにお金がかかるので、投資にお金を回す余裕がありません。どうしたら将来に備えることができるでしょうか?」
将来への備えは遅すぎることはありません
質問者さんは、投資を始めたけれど将来に備えるには遅かったのではないかと心配しているのですね。
質問者さんと同年代の40代2人以上世帯の貯金額は、平均406万円・中央値で300万円となっています。
*……参考https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/toshin/column_0006.html?gaParam=typeC
現在の質問者さんはの貯蓄額は150万円なので、中央値よりも少ない額となっています。
とは言え「みんなもっと貯金してるんだ……」と落ち込まないでくださいね。
質問者さんの現在の預貯金も、時間をかけることでしっかり将来に備えられる可能性があります。
時間を味方につけて現在の投資信託を育てよう
質問者さんは現在、50万円の投資信託をお持ちですね。
この投資信託を比較的リスクが低いとされる全世界株(平均利回り9.52%)に投資していると仮定します。
*……参考https://www.toushikiso.com/blog/toushin/emaxis-slim-all-country.html
ここにさらに毎月3万円を積み立て投資できれば、20年後には約2,400万円の資産が期待できます。
*……資産運用かんたんシミュレーションで計算
複利の力を借りることで、時間をかければお金はゆっくりと成長してくれます。
お子さんがもう少し大きくなったら、質問者さんが少し仕事を増やして投資信託に入金する3万円分多く働くのもいいですね。
「いまさら投資しても……」と考えず、コツコツと将来に備えましょう。
まとめ
・質問者さんの貯金額は中央値よりやや低めです。
・時間を味方につけることで、投資したお金は複利の力で成長してくれます。コツコツ将来に備えましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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