小房の表面から切るとボロボロに……
小房を切り分ける際、蕾の表面から包丁を入れると、蕾が崩れてボロボロになってしまいます。
まな板にもクズが散らばって汚れてしまい、片付けの手間が増えることに。
食べられる部分が無駄になるので、とてももったいないですね。
でも実は、切り方を変えるだけで、特別な道具がなくてもきれいに切り分けられるんです。
小房は「茎に切り込みを入れて割く」のが正解!
ブロッコリーを房ごとに切り落としたら、小房の茎を上向きにして、茎に包丁で切り込みを入れます。
このとき、一気に蕾まで切り落としてしまうとボロボロになってしまうので要注意。
切り込みを入れるのは、茎の部分のみ。
刃が蕾に当たらないように気をつけてくださいね。
両手で切れ目を持ち、左右に引っ張りながら小房を割きます。
蕾がボロボロと崩れることなく、きれいに切り分けられました。
この方法なら、まな板を汚さず、ブロッコリーを無駄なくいただけますよ。
小さな子どものごはんや、お弁当に入れるときなど、房を小さく分けたいときにとっても便利!
買ってきたらすぐに下処理しよう
ブロッコリーは、エチレンガスの放出が多いといわれている野菜。
そのまま冷蔵庫に入れると、ほかの野菜や果物の傷みを早めてしまうので、買ってきたらすぐに一株丸ごと下処理するのが◎
難しい場合は、ポリ袋に入れて軽く口を閉じ、茎を下向きに立てるようにして冷蔵庫に入れてください。
4〜5日ほど日持ちしますが、様子を見ながら早めに使い切りましょう。
下茹でしたブロッコリーの日持ちは3日程度。
すぐに食べ切れない場合は、保存袋に平たく広げて入れて、冷凍保存もできますよ。
やわらかい食感になるので、スープや炒め物など加熱して使うのがおすすめです。
ブロッコリーを活用しよう
栄養が豊富で、甘みが美味しいブロッコリー。切り方を1つ工夫するだけで、無駄なくきれいに切り分けられます。買ってきたら、できる限り早めに下処理することも忘れずに。
コツを取り入れて、ブロッコリーを活用してみてください。
◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター
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