そら豆

鮮度が落ちやすい<そら豆>の美味しさを1か月保つ方法【農家直伝】

Gourmet / Recipe

「美味しいのは3日だけ」といわれるほど鮮度が落ちやすいそら豆。旬の時期も短いので、少しでも美味しさを長持ちさせたいですよね。
今回は、そんなそら豆の保存方法をご紹介します。サヤごと保存、豆だけの保存など、さまざまな方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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のべ
のべ
2024.04.04

そら豆は鮮度が落ちやすい!

そら豆

そら豆は、「美味しいのは3日だけ」といわれるほど野菜の中でも特に鮮度が落ちるスピードが速い食材です。

鮮度が落ちたそら豆は独特の香りが出て、食感が変わり、美味しく食べられません。
「そら豆が苦手」という人は、実は新鮮なそら豆を食べたことがない可能性が高いです。
鮮度が高いそら豆はとても美味しいですよ。

そら豆の鮮度は、保存方法次第で1か月近く保てます。
正しい保存方法を理解して、美味しいそら豆を楽しみましょう。

そら豆の冷蔵保存

そら豆の冷蔵保存

そら豆を数日以内に使用する場合は、冷蔵保存がおすすめです。

そら豆は、豆が空気に触れることで鮮度が落ちやすくなります。
そのため、サヤごと冷蔵保存するのがよいでしょう。

保存方法は簡単です。

  1. そら豆をキッチンペーパーで包む
  2. ジッパー付き袋に入れる
  3. 冷蔵庫の野菜室で保存する

ポイントは、キッチンペーパーで包むことです。
キッチンペーパーで包むことで適度な湿度を保ち、豆がより空気に触れにくくなります。

冷蔵での保存目安は3日です。
なるべく早く調理しましょう。

サヤごと冷凍保存

そら豆の冷凍保存

購入後、すぐに食べない場合は、サヤごと生の状態で保存するのが一番のおすすめです。

  1. 皮がついたまま、ジッパー付き袋に入れる
  2. しっかりと空気を抜く
  3. 冷凍庫で保存する

サヤごと冷凍することで、1か月は鮮度も風味も落とさず食べられます。

調理する際も、サヤごと加熱するのがポイント。
サヤごとグリルして、お塩をかけるだけでも美味しく食べられますよ。

豆を取り出したい場合は、サヤごと茹でたあとに豆を取り出すことで、風味を逃さず食べられます。

豆を茹でて冷凍保存

そら豆の冷凍保存

調理の手間を減らしたい、少しずつ使いたい場合は、豆を取り出し、茹でてから冷凍しましょう。

  1. 豆をサヤから取り出す
  2. 黒い筋と反対側に切れ込みを入れる
  3. 2分程度、少し固めに茹でる
  4. 粗熱を取り、ペーパー類で水分をふき取る
  5. ジッパー付き袋に重ならないように並べて冷凍庫へ入れる

こちらの方法も、保存期間は約1か月を目安にしてください。
一度茹でることで、風味を逃さずに保存できます。

固茹でしてあるので、調理の際にそのまま加えるだけで大丈夫です。
そのまま食べる場合は、レンジで30秒〜1分ほど加熱するのが簡単でおすすめです。

そら豆を正しく保存して美味しく食べよう

そら豆

そら豆は旬が短い野菜だからこそ、より美味しく食べたいものです。購入してすぐに食べるのがベストですが、難しいことも多いでしょう。そんなときは、今回ご紹介した保存方法を試してみてください。
しっかりと鮮度を保ったそら豆は風味が良く、とても美味しいです。旬の時期が終わっても美味しく食べられるので、そら豆が好きな人はぜひ保存して食べてくださいね。

ライター・農家 / のべ

◆ライター / のべ

カラフルな野菜を中心に、ちょっと珍しい野菜を中心に生産している農家です。 食卓に彩とワクワクを提供できるような野菜作りを目指しています。 農家ならではの野菜に関するとっておきの情報を発信します!

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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