塩麹ってどんなもの?
塩麹は、米麹に塩と水を加えて発酵させた、日本の伝統的な調味料です。
発酵により角の取れた、まろやかな塩味と旨みがあります。
塩麹に食材を漬け込むと、やわらかくしっとりと仕上がるだけでなく、旨みが増して奥深い味わいに。
生野菜などと和えるだけでも、旨みやコクが引き出されて美味しくなりますよ。
消化を助ける酵素も含まれており、健康に良いことが期待されています。
プラスするだけで、いつもの料理が簡単にワンランクアップするのが塩麹なんです。
「炊飯時に米と一緒に入れて炊く」だけなら手軽に続けられる!
「塩麹の活用法がわからない」方にぜひ試してほしいのが、「炊飯の際に米と一緒に入れて炊く」こと。
たったこれだけで、土鍋で炊いた新米かと思うほどいつものご飯が美味しくなるんです!
研いだ米を炊飯釜に入れたら、1合に対して小さじ1程度の塩麹を入れます。
炊飯器の目盛りどおりに水を加えます。
全体をよくかき混ぜて、米と塩麹をなじませます。
これだけでも十分ですが、時間がある場合はこの状態で30分ほど浸水させると、よりふっくらとした仕上がりになりますよ。
あとは、通常どおり炊飯するだけ。
「え、これだけ?」と思うくらい簡単ですよね。
炊き上がったご飯はどんな仕上がり?
炊き上がったご飯はほんのり黄色っぽく色づき、お米の一粒一粒がふっくら・つやつやとしています。
一口食べるとほのかに塩気を感じますが、お米本来の甘みや旨みが増して、おかずなしでも箸が進む美味しさ。
もっちりとした食感や、豊かな香りも楽しめます。
冷めても美味しさは変わらないので、お弁当にもおすすめ。
おにぎりにする場合は、1合に対して大さじ1程度にするとしっかりと塩気がつきますよ。
塩麹を毎日のご飯に活用しよう
塩麹を入れるだけで、炊き上がったご飯が驚くほどの美味しくなります。使い方に悩んでいた方も、今まで使ったことがない方も、これなら毎日続けられるのではないでしょうか?
ぜひ塩麹を食卓に取り入れて、いつものご飯を格上げしてみてください。
◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター
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