2024年・2025年の戌の日はいつ?カレンダーをチェック
さっそく、戌の日がいつなのかをチェックしましょう!
戌の日は、十二日に一度巡ってくるようになっています。
太字は大安の日になっているので、吉日に参拝や祈願を考えている場合は、参考にしてくださいね。
2024年の戌の日カレンダー
1月 11日(木)・23日(火)
2月 4日(日)・16日(金)・28日(水)
3月 11日(月)・23日(土)
4月 4日(木)・16日(火)・28日(日)
5月 10日(金)・22日(水)
6月 3日(月)・15日(土)・27日(木)
7月 9日(火)・21日(日)
8月 2日(金)・14日(水)・26日(月)
9月 7日(土)・19日(木)
10月 1日(火)・13日(日)・25日(金)
11月 6日(水)・18日(月)・30日(土)
12月 12日(木)・24日(火)
2025年の戌の日カレンダー
1月 5日(日)・17日(金)・29日(水)
2月 10日(月)・22日(土)
3月 6日(木)・18日(火)・30日(日)
4月 11日(金)・23日(水)
5月 5日(月)・17日(土)・29日(木)
6月 10日(火)・22日(日)
7月 4日(金)・16日(水)・28日(月)
8月 9日(土)・21日(木)
9月 2日(火)・14日(日)・26日(金)
10月 8日(水)・20日(月)
11月 1日(土)・13日(木)・25日(火)
12月 7日(日)・19日(金)・31日(水)
戌の日参りとは?意味や由来
日本では古くから、妊娠5ヶ月めの最初の戌の日に腹帯を巻く「帯祝い」という風習があります。
これは、お産が軽く、一度にたくさん出産する犬にあやかり、戌(=犬)の日に腹帯を巻き、安産を願うようになったのが由来です。
今では戌の日に神社などに出向き、参拝したり祈祷をしてもらったりして、安産祈願をするようになりました。
腹帯は巻いてから行く場合もあれば、巻かず行ってご祈祷していただくなど、さまざまな形があるようです。
戌の日参り・安産祈願はいつ行く?マナーもチェック
戌の日参りや安産祈願は、いつ行くのが良いのでしょうか。
マナーと合わせてチェックしてみましょう。
目安は『妊娠5ヶ月めの最初の戌の日』
これまでの風習にならい、安産祈願は妊娠5ヶ月めの最初の戌の日に行くのが目安です。
でも必ずしも、その日でなくてはならないわけではありません。妊婦の体調や予定、神社の混雑具合などを考慮し、都合の良い日に行くのもOKです。
また、六曜を気にして大安にお参りする必要もありません。実は神社と六曜は関係がないものなので、仏滅の日に祈願に出かけても大丈夫です。
初詣や七五三などのイベント時は混雑するため、避けることをおすすめします。
『誰と行くか』に決まりはない
安産祈願へは、誰と行くか迷うこともあるでしょう。
これにも決まりはなく、夫婦だけでも、両親と一緒でも、妊婦だけでも良いのです。
でも、ご祈祷をお願いする神社によっては、夫婦のみしか入れないこともあるので、事前に確認してみましょう。
また、妊婦自身が行けない場合、代理で祈願してもらうことも可能です。
持ち物は初穂料
安産祈願(ご祈祷)をお願いするのであれば、初穂料(ご祈祷料)を忘れずに持参しましょう。
初穂料は神社により異なりますが、一般的には5,000円〜10,000円ほどです。
のし袋や白い封筒などに包んで納めるのがマナーですが、神社によっては受付で直接支払うこともあります。
また、腹帯については、持参する・巻いていく・授与品としていただけるなど、神社によってさまざま。
どちらも公式サイトなどで事前に確認しておくと安心です。
服装はカジュアルすぎないように
安産祈願の際の服装ですが、スーツなどの正装ではなくてもOKです。特に妊婦は、身体に負担のかからないようなものを選びましょう。
締めつけのない楽なワンピース+ヒールのないパンプスといった服装がおすすめです。黒やネイビーなど、シックな色だと◎
男性も、襟付きのシャツやジャケットなど、きれいめな服装を心がけると良いですよ。
お参りだけでもOK
ご祈祷をお願いせず、参拝だけで安産を祈願するのも問題ありません。
戌の日は混雑していることが多く、待ち時間が長くなってしまうことも。体調を考慮して、お参りだけを速やかに行なって帰宅しても大丈夫ですよ。
オンラインで安産祈願を受けられる神社も増えているので、出かけることが難しい場合はチェックしてみてくださいね。
安産祈願の流れ
安産祈願(ご祈祷)は、神社により多少の違いはありますが、一般的に以下のような流れになっています。
- 申し込み・受付
- 初穂料(ご祈祷料)を納める
- 案内に従ってご祈祷を受ける(約10〜20分)
- 腹帯やお守りなどの授与品をいただく
申し込みは、事前予約 or 当日受付かを確認しておきましょう。開始時間も要チェックです。どの神社も戌の日は混雑が予想されるので、時間には余裕を持って出かけることをおすすめします。
また、初穂料は神社により額が設定されているので、きちんと用意しておきましょう。
【全国版】安産祈願で有名な神社おすすめ3選
最後に、安産祈願で全国的に有名な神社を3社ご紹介します。
お近くの方も、遠方の方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
安産祈願で有名な神社①水天宮 / 東京都
東京都中央区にある水天宮(すいてんぐう)は、安産祈願・子授けで有名な神社です。
戌の日以外に安産祈願をしても、戌の日にご祈祷した「御子守帯」(みすずおび)を授けてくださいます。
平日でも多くの参拝客で賑わっているので、休日や大安の日に安産祈願を考えている場合は、時間に余裕を持っておでかけくださいね。
周辺にはおいしい飲食店や観光スポットもたくさんあるので、観光と一緒に訪れるのもおすすめです。
安産祈願で有名な神社②わら天神宮 / 京都府
わら天神宮(わらてんじんぐう)は、京都府の金閣寺から徒歩圏内で行ける神社です。
戌の日参りでは安産祈願一式の授与と参拝のみとなっていて、出産予定日の前月の9日に、もう一度神様に安産をお祈りする「九ヶ月九日参り」があります。
この日に安産祈願を申し込むと、出産予定日の一週間前から15日間、毎朝、神職が妊婦の名前を読みあげて安産祈願をしてくださいます。
安心して出産の日を迎えられそうですね。
安産祈願で有名な神社③宇美八幡宮 / 福岡県
福岡県の宇美八幡宮(うみはちまんぐう)は、ご祭神である應神天皇(おうじんてんのう)が産まれたといわれる、由緒正しい神社です。
安産祈願のあと、境内にある「子安の石」を持ち帰るのが習わし。初宮参りの際に、別の子供の名前を書いた石と合わせて納めるそうです。
境内にはお返しされた石がたくさんあり、それらを見るだけでも勇気が湧いてくるでしょう。
安産祈願は戌の日にこだわらず都合の良い日に出かけて
戌の日は、お産が軽い犬にあやかり安産祈願をするという、古くからの風習です。でも近年では、妊婦の体調などを考慮し、戌の日にこだわらずに出かける方も多くなっています。
戌の日をカレンダーをチェックしつつ、都合の良い日に参拝すると良いでしょう。
安産祈願に出かけることで、少しでも安心して妊娠生活を送れるといいですね!
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