冬の沖縄の気候・気温は？12月・1月・2月のおすすめの服装もチェック
温かいイメージがある沖縄でも、さすがに冬となると寒さが気になりますよね。
冬のあいだ、沖縄はだいたい15〜20℃ぐらいが平均気温。でも日によっては15℃以下になったり、25℃まで上がったりすることもあるようです。また風が強く、曇りや雨、どんよりとした天気が多く、体感的には寒く感じられることも。
でも、やはり沖縄。本土とは違います。例年2月頃はプロ野球チームのキャンプ地にも選ばれるほどで、寒すぎることはありません。
服装は「暖かめのインナー＋薄手アウター」を基本に、「ニット＋ジップパーカー」「セーター＋ジャケット」などもおすすめ。アウターやストールを脱ぎ着しながら、調整しやすい格好が便利です。
とくに冬の沖縄は風が強くて冷たいことも多いので、アウターはしっかり風をブロックできるものだと安心です。
沖縄なら冬もプールや海は入れる？
沖縄の楽しみ方といえば、海やプールですよね。でも、冬でも入れるのでしょうか？
沖縄のビーチは例年3月〜10月までの長い期間開かれていますが、さすがに12月・1月・2月の冬場はシーズンオフ。海温が低くなり、海に入るのに適した時期ではありません。ウェットスーツなどを着て、ダイビングすることは年中可能ですが、海は冷たくなるのでそれを踏まえてくださいね。
プールも同様なので、子どもと一緒に入るなら温水プールや室内プールがおすすめです。
冬の沖縄への子連れ旅行に車はあったほうがいい？
沖縄での移動手段は、車(レンタカー)・電車・バス・タクシーなどが考えられます。
まず沖縄の電車は那覇空港を始発とするモノレール「ゆいレール」のみ、バスだと那覇市外になると本数が少なくなるという特徴があります。またタクシーだと近い場所なら良くても、遠いところだとかなり高額になることも。
ただでさえ荷物が多い子連れ旅行、車やレンタカーがると助かることが多いでしょう。観光地をみてまわるときにも便利です。
もちろん、エリアや旅行の目的によって選択肢はいろいろ。たとえばホテルでゆっくりする旅ならホテル直行のリムジンバスを利用したり、那覇市中心部の観光ならゆいレールやバスでの移動もおすすめですよ。
冬ならではの沖縄を楽しむ！おすすめ観光情報・スポット8選
ここでは、冬の沖縄旅行におすすめの観光情報や観光スポットを紹介します。
モデルコースに組み込まれるような人気スポットはもちろんのこと、沖縄ならではのグルメ・自然・体験など、さまざまな楽しみ方ができるところを取り上げています。
2泊3日・3泊4日を予定しているなら、旅程を立てるときの参考にもしてみてくださいね♪
ホエールウォッチング(沖縄本島・座間味島)
沖縄の冬は、クジラに出会えるベストシーズン。例年12月から4月のあいだ、沖縄本島や座間味島などで多数の「ホエールウォッチング」ツアーが開催されます。90%以上という、クジラとの遭遇率が高い沖縄の冬ならではのおすすめアクティビティです♪
沖縄近海には冬になると、出産・子育てなどのために10m以上あるザトウクジラや赤ちゃんザトウクジラが訪れます。ブロウ(潮吹き)やテールスラップ(尾びれを海面にぶつける)、ブリーチング(大ジャンプ！)など、壮大なクジラの動きを楽しみましょう。
もしクジラに会えなくても、沖縄の広大な海の景色を楽しむことができますよ。
沖縄美ら海水族館(沖縄本島北部)
海洋博公園のなかにある「沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)」。冬も夏も、子連れ家族に人気の観光スポットです♡
見どころは、やはり大水槽！全長8.8mのジンベエザメやナンヨウマンタなどの多様な魚が泳いでいる姿は圧巻です。他にもサンゴ礁や深海エリアなど、子どもの興味をひく展示が満載です。
広大な海洋博公園には、他にも海の生き物や大型遊具、植物園、プラネタリウムなどが存在。公園内だけでも、たくさんの楽しみ方が見つかりますよ。
＜沖縄美ら海水族館の基本情報＞- 住所：〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川424
- 営業時間：通常期8:30〜18:30(入館締切17:30)・繁忙期8:30〜20:00(入館締切19:00)※年による
- 入場料：(一般料金)大人2,180円、中人1,440円、小人710円、6歳未満無料
ナゴパイナップルパーク(沖縄本島北部)
出典：recotripp.com「ナゴパイナップルパーク」は、パイナップルや南国フルーツなどの植物がたくさんあるテーマパークです。
園内はパイナップルトレインやパイナップル号などで周遊。いろいろなパイナップルを見たり、パイナップルグルメを食べたり、パイナップルグッズを買ったりと、たくさんの楽しみ方ができますよ。
沖縄ならではの雰囲気があるテーマパークは、雨の日でも楽しみやく、冬の観光にもおすすめです。フルーツ好きな子連れ家族にいかがでしょう。
＜ナゴパイナップルパークの基本情報＞
- 住所：〒905-0005 沖縄県名護市為又1195
- 営業時間：10:00〜18:00(最終入園17:30)
- 入園料：大人(16歳以上)1,200円、小人(4歳〜15歳)600円、4歳未満無料
琉球ランタンフェスティバル(沖縄本島中部)
「琉球ランタンフェスティバル(りゅうきゅうらんたんふぇすてぃばる)」は、沖縄の冬ならではのイベントです。
沖縄らしさと、美しいランタンで彩られた夜の景色は、一見の価値あり♡再現された琉球王朝時代の街並みに、中華ランタンやオリジナルの手作りランタンが灯ります。なかには子どもが喜ぶ可愛いランタンもあるかも。
12月・1月・2月・3月と、比較的長い期間楽しめるのも魅力です。家族で、沖縄っぽい夜の雰囲気を味わいに訪れてみては？
＜琉球ランタンフェスティバルの基本情報＞- 住所：沖縄県中頭郡読谷村字高志保1020-1(体験王国むら咲むら)
- 営業時間：2023年12月1日(金)〜2024年3月31日(日) 17:30〜22:00(最終入場21:30)
- 入場料：大人1,800円、中高生700円、小学生600円、幼児無料
アメリカンビレッジ(沖縄本島中部)
冬の沖縄で何しようか悩んだら、「アメリカンビレッジ」に行くのがおすすめです！
アメリカンな雰囲気のリゾートタウンの見どころは、遊んだり、ショッピングしたり、ホテルに泊まったりできること。お腹が減ったら、多国籍なグルメを味わって♡大人も子どもも楽しく過ごせますよ。
フォトポイントが多いので、おしゃれな写真も撮れるかも。沖縄グッズを揃っているので、お土産を買う場所としてもおすすめです。
サンセットポイントとしても有名で、夕方には夕日に染まっていく美しい景色を見ることができますよ。
＜アメリカンビレッジの基本情報＞- 住所：〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜
- 営業時間：10:00〜22:00(施設により異なる)
- 入場料：-
国際通り(沖縄本島南部)
冬も夏も、沖縄に来たら欠かせないのが「国際通り(こくさいどおり)」。全長1.6kmの商店街は、グルメ・雑貨・ホテルなど、いろいろなお店が集まる沖縄一のメインストリートであり、見どころの一つです。
那覇空港からは、ゆいレールで約13分で到着する距離なのも魅力ですね。
”国際通り”は、焼け野原だった戦後の沖縄のなかでも、もっとも目覚ましい復興を遂げたことから”奇跡の1マイル”とも呼ばれているそうですよ。
＜国際通りの基本情報＞- 住所：〒900-0013 沖縄県那覇市牧志周辺
- 営業時間：-(店舗による)
- 入場料：-(店舗による)
首里城公園(沖縄本島南部)
かつて沖縄に存在した琉球王国。その政治・経済・文化の中心として存在していたのが「首里城(しゅりじょう)」です。
琉球王国は450年のあいだ独自の文化を築き、日本や中国との関係を保ちながらも1879年に滅亡。首里城はその後の戦争などで全焼してしまいましたが、復旧事業が進められ周辺一帯が公園化、2000年には首里城跡が世界遺産に登録されました。
広大な敷地内には数々の見どころが点在していますが、「西のアザナ」からは素晴らしい景色を一望することができます。
2019年の火災により一部閲覧できませんが、その歴史的な価値は高く、ぜひ家族で訪れたい冬の沖縄の観光スポットです。
＜首里城公園の基本情報＞- 住所：〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2(管理センター)
- 営業時間：8:30〜19:30※有料区域は9:00〜19:30(入場券販売は18:30まで)
- 入場料：(一般料金)大人400円、中人300円、小人160円、6歳未満無料
石垣島・宮古島などの離島でゆっくりバカンス(沖縄離島)
冬は、沖縄本島から遠く離れた離島でゆっくりとバカンスを楽しむのもおすすめです。
たとえば自然豊かで八重山諸島の拠点にもなる「石垣島(いしがきじま)」、美しい海が広がる珊瑚の島「宮古島(みやこじま)」など。どちらも高級ホテルが多い人気リゾート地ですね。
シーズンオフの冬ならリーズナブルに泊まれたり、観光客が少なくてゆっくりできたり、のんびりとした雰囲気のなか家族の休日を楽しめるでしょう。
ホテルや施設によっては、温水プールや温泉を楽しめるところもありますよ。
冬の沖縄旅行を家族で楽しみましょう♪
沖縄は、冬でも楽しめる観光地です。海やプールがメインとなる時期ではありませんが、それ以外の沖縄を満喫するにはぴったりのシーズン！
子どもや家族と一緒に、いろいろな沖縄の魅力に触れてみてください。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
