北海道の冬の魅力とおすすめの過ごし方
冬の北海道は寒いですが、だからこその魅力がたくさんあります♡
都会では見ることのできない自然や、北海道でしかできない体験をしにいきましょう。雪や氷の大規模イベントや幻想的な絶景、雪見温泉など、寒いからこそできる過ごし方もおすすめです!もちろん北海道グルメも欠かせません。
連休や週末、年始年末など家族の休日には、ぜひ北海道ならではの冬を楽しみに足を運んでくださいね。
寒さが気になる!冬の北海道の気温やおすすめの服装をチェック
冬の北海道を楽しむためには、適切な服装を準備することが大切です。
北海道の冬はとても寒く、札幌でも平均気温は−0.9℃(12月)、−3.6℃(1月)、-3.1℃(2月)。特に、年明けからはいっそう冷え込みます。
なかでもオホーツク海側や旭川・帯広周辺の温度は、かなり下がるようです。寒いところだと、最高でも氷点下10℃以下ということも!
服装も気温に合わせて、しっかり防寒していきましょう。
アウターは、ダウンジャケットや温かい素材のロングコートを。寒さに合わせて厚みのあるセーターなどを選び、保温性インナーも積極的に活用してくださいね。スカートズボン・靴下・タイツなども防寒・防風性が高いものだと安心です。
手袋・マフラー・ニット帽・イヤーマフラーも、コーデに合わせて利用を。冬は雪が降る日も多いので、靴は滑りにくいものやスノーブーツなどがおすすめです。
また夜出歩いたり、雪・氷のイベントに行ったりするときは、完全防寒を!かなり冷え込むので、場合によってはスノーウェアで来ることを推奨しているイベントもあります。
冬の北海道旅行でおすすめの移動手段は?車はあったほうがいい?
広い北海道、移動手段といえば車(レンタカー)・電車・バスの3つが考えられます。でも子連れだと荷物が多かったり、冬の北海道だと雪道が心配になったり、結局どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
ポイントは、旅程をどう組むかです。
たとえば、札幌や函館などは公共交通機関が発達しているので、エリア内の観光にはバスや電車、地下鉄などを使えば困ることも少ないでしょう。また札幌からは、都市間を移動するバスも多く運行されています
それでも、やはり子連れに一番便利なのはレンタカー。観光スポットを自由にまわりやすいのはもちろん、車でしかいけない観光地へのアクセスも◎
でも、雪道に慣れていないと不安も大きいもの。道路が滑りやすくなったり、吹雪いていたら視界も悪くなったり、雪除雪による雪渋滞が起こったり、イレギュラーはつきもの。もちろん雪による影響は他の移動手段でも考えられますが、車だともっと大変です。
雪や雪道での運転に慣れていない人は危険を回避するためにも、公共交通機関を利用すると安心。そういった意味からも、冬の北海道旅行の移動手段を決めるときは旅程をどう組むかどうが重要なポイントだといえるでしょう。
子連れでも安心して楽しめるような、無理のないスケジュールを組むのがおすすめです!
厳選!北海道の冬ならではのおすすめ観光スポット・イベント
それでは、冬ならではの北海道のおすすめ観光スポットやイベントを紹介します。
たくさんの見どころがある中から、モデルコースにも選ばれるような冬の北海道の人気スポットを厳選しました。北海道だからこその自然や体験、グルメなどもあります!
2泊3日や3泊4日の旅程にもぴったりです♪
さっぽろ雪まつり(道央エリア)
北海道の雪の一大イベントといえば、「さっぽろ雪まつり(さっぽろゆきまつり)」。大通り公園やすすきの会場で、多くの雪像を観賞できます。なかにはビル4〜5F程度の高さにも匹敵する大雪像があり、見どころたくさんの冬祭りです。
例年雪像はもちろんのこと、北海道グルメを楽しめるのも魅力のひとつ。
子どもが喜ぶ雪の遊び場もオープンするので、家族で楽しめますよ。
<さっぽろ雪まつりの基本情報>
- 住所:大通会場、すすきの会場など
- 営業時間:2024年2月4日(日)〜2月11日(日・祝)
- 入場料:無料
千歳・支笏湖氷濤まつり(道央エリア)
支笏湖で行われる冬の風物詩「千歳・支笏湖氷濤まつり(ちとせ・しこつこひょうとうまつり)」。大小の氷のオブジェが立ち並ぶ、氷の世界を体験できます。
使用されている氷は、支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹きかけて凍らせたもの。昼はナチュラルブルーが美しい自然のままの美しさ、夜はさまざまな色のライトアップで彩らた幻想的な絶景というように、昼夜で全く異なる姿を見せてくれますよ。
周辺には支笏湖温泉があるので、夜はそちらに宿泊したり、温泉に入って体を温めたりするのもおすすめです!
<千歳・支笏湖氷濤まつりの基本情報>
- 住所:〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉
- 営業時間:2024年1月27日(土)〜2月25日(日)、開場時間10:00〜20:00・ライトアップ16:30〜20:00
- 入場料:高校生以上500円
小樽(道央エリア)
ノスタルジックな街並みが魅力の街「小樽(おたる)」。いつ来ても人気の観光スポットですが、冬は『小樽ゆき物語』『小樽雪あかりの路』などのライトアップイベントが開催され、いつにもまして美しい夜の小樽を楽しめます。
札幌からのアクセスが良く、北海道グルメも楽しめる小樽。子どもと一緒に、冬の小樽を満喫してくださいね♪
<小樽の基本情報>
- 住所:〒047-0007 北海道小樽市港町(小樽運河)
然別湖コタン(道東エリア)
コタンとはアイヌ語で“村”あるいは“集落”のこと。
「然別湖コタン(しかりべつここたん)」は毎冬、然別湖上に現れる雪と氷の村です。降り積もる雪と美しい湖水からなる氷で作られるのは、アイスバー、アイスロッジ、氷上露天風呂、アイスチャペル、スノーラフティングのコースなどなど。自然の恵みによって作られた、寒い北海道の冬ならではの特別なイベントです♪
氷の建造物のなかには、フォトジェニックなスポットもたくさんありますよ。
辺り一面を雪に包まれた冬の北海道ならではの絶景を楽しみたいですね。
<然別湖コタンの基本情報>
- 住所:〒081-0344 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地
- 営業時間:2024年1月27日(土)〜3月10日(日)
- 入場料:協賛金として小学生以上500円
流氷クルーズ・流氷砕氷船(道東エリア)
流氷クルーズは、日本のなかでも北海道の冬にしかできない体験です。流氷は日本ではオホーツク海でのみ観測され、例年1月下旬〜3月ぐらいまでのあいだに起こる自然現象です。
紋別・網走・知床は流氷の名所で、シーズンになると流氷クルーズ・流氷砕氷船が出航します。
網走の「流氷砕氷船おーろら」と紋別の「流氷砕氷船ガリンコ号」が特に有名で、名前の通りに流氷を砕きながら海を進む冬の人気アクティビティです。
阿寒湖温泉(道東エリア)
阿寒湖の湖畔にある「阿寒湖温泉(あかんこおんせん)」。
寒い冬の北海道、ぜひ温泉に入って体も心も温まりましょう。ホテルや旅館によっては、阿寒湖周辺の雄大な絶景を楽しみながら露天風呂に入ることができます。雪見風呂も高い確率でできるかも♡
また、阿寒湖では12月から3月のあいだに運が良ければ、“フロストフラワー(霜の花)”が見られることも。近くには道内最大のアイヌコタンもあります。阿寒湖温泉に訪れるなら、阿寒湖ならではの冬の自然現象や観光スポットをあわせて楽しむのもおすすめです。
<阿寒湖温泉の基本情報>
- 住所:〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
函館朝市(道南エリア)
函館駅より徒歩1分のところにある市場「函館朝市(はこだてあさいち)」。約250店舗が軒を連ね、海鮮類・加工品・青果物・お菓子・雑貨など多様なアイテムが取り扱われています。名物の活いか釣り掘や、冬が旬の蟹などの海鮮類をぜひチェックしてみて。
なかには食堂があり、新鮮な魚介グルメをいただくこともできます。朝市ですが、14時ごろまでやっているので、朝食としてもランチとしても利用しやすくておすすめです。
<函館朝市の基本情報>
- 住所:〒040-0063 北海道函館市若松町9−19
- 営業時間:1月〜4月6:00 〜14:00 / 5月〜12月5:00〜14:00
旭山動物公園(道北エリア)
日本最北の動物園である「旭山動物園(あさひやまどうぶつえん)」。旭山動物園の革新的な取り組みである「行動展示」により、動物たちの本来の姿を見ることができますよ。
旭山動物園は、北極圏・南極圏・北海道産など寒い地域に住んでいる動物が多数。寒い冬ならではの動物たちの元気な姿を見ることができるかもしれません♪
運動不足解消のためのペンギンたちのお散歩は、冬の目玉イベントでもあります。
<旭山動物公園の基本情報>
- 住所:〒078-8205 旭川市東旭川町倉沼
- 営業時間:10:30〜15:30、冬季営業:2023年11月11日(土)〜2024年4月7日(日)、12月30日〜1月1日は休園
- 入場料:大人1,000円(※通常料金)、中学生以下無料
冬の北海道を家族で楽しみましょう♪
寒いからこそ楽しめる、冬の北海道ならではの過ごし方・見どころがあります♡
訪れる北海道のエリアの気候に合わせた服装をして、冬でも楽しい北海道の観光スポットやイベントを家族で満喫してくださいね。
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