キッズ携帯ではLINEが使えない。安心なスマホはあるの?
キッズ携帯とは、docomo(ドコモ)・au(エーユー)・SoftBank(ソフトバンク)の3大キャリアから発売されている子供向けのケータイです。
子供でも使いやすい画面表示や防犯ブザー、みまもり機能がついていますが、残念ながらLINE(ライン)などのアプリは利用することができません。
最近主流になっているLINEは、家族でグループ会話やメッセージの既読機能、無料通話など親子のコミュニケーションにも便利なアプリです。
今のところキッズ携帯のような安心機能が付いていてLINEも使えるスマホ機種は、「トーンモバイル」のみになっています。
LINEが使えるキッズスマホ【トーンモバイル】
トーンモバイルは、子供や高齢者でも使いやすい機種・機能が特徴の格安スマホに近いスマートフォンです。
子供の移動状況が分かる機能や、スマホ利用制限などのみまもり機能に加え、データ容量無制限で月額1,000円という安さも魅力!
子供に持たせたいスマホとして、東京都や神奈川県などの9都県市から推奨されているお墨付きなので安心ですよ。
アプリのダウンロードも可能なのでLINE(ライン)を使用できるうえ、キッズ携帯並みの機能が充実しています。
手持ちのAndroid(アンドロイド)やiPhone(アイフォーン)を使いたい場合は、トーンモバイルSIM(シム)を契約すれば使うことができますよ。
LINEを使いたいなら「スマホ+格安SIM」がおすすめ
iPhone(アイフォーン)や通常のAndroid(アンドロイド)のスマートフォンでも、安心フィルターを付ければキッズ用として使うことができます。
現在、18歳未満の青少年がスマホを使う場合、フィルタリングの設定が義務化されています。
あわせて、GPS追跡機能アプリやみまもりアプリを追加することで、キッズ携帯と同じように通常のスマホを使うことが可能です。
そのため子供に持たせる携帯でLINEを使うのであれば、「スマホ+格安SIM+フィルタリング」という方法がおすすめです。
LINEが使えるキッズ向け格安SIM3選
キッズ向けにおすすめの格安SIMは以下の3つです。
- 楽天モバイル
- LINEMO
- UQモバイル
それぞれ詳しく解説します。
LINEが使えるキッズ向け格安SIM①楽天モバイル
楽天モバイルでは、「あんしんコントロール by i-フィルター」というフィルタリング機能があります。
月額330円で、18歳未満で楽天モバイルを利用するときに契約が必須となる機能です。
この機能は、利用時間を制限して使いすぎを防いだり、年齢に合わせてフィルタリング調整したりと、必要に応じてカスタマイズできるのが魅力。
楽天モバイルのフィルタリングサービスの詳細はこちら
また、iPhone・Android端末の取り扱いが多く、子供の年齢や使いたい機能に合わせてスマホを選ぶことができるのもおすすめポイントです。
家族割引の「最強家族プログラム」や、22歳以下向けの「最強青春プログラム」や12歳以下向けの「最強こどもプログラム」を利用すれば、使用料も安く抑えられますよ。
LINEが使えるキッズ向け格安SIM②LINEMO
LINEMO(ラインモ)は、Softbank(ソフトバンク)の自社プランです。
LINEMOなら、フィルタリング機能が無料なうえ、LINEアプリにかかるデータ通信量も無料。通話をLINEだけで済ませるなら、かなりお得です。
18歳未満は契約者になることはできませんが、契約者を親名義(法定代理人)にして子供を使用者として登録することは可能です。
フィルタリングサービスとして、iPhoneでは「あんしんフィルター」、Androidでは「ファミリーリンク」を利用します。
家族割などはないものの、「ミニプラン」であれば月額990円で使えて◎
LINEが使えるキッズ向け格安SIM③UQモバイル
UQモバイルはau(エーユー)のサブブランドで、通信速度が速いのが特長。料金プランは「UQ親子応援割」があり、お得に使用可能です。
フィルタリング機能は、「あんしんフィルター for au」・「未成年WEBフィルター」・「ウイルスバスター モバイル for UQ mobile」があります。
どのフィルタリング機能も年齢などに合わせて細かく設定できますが、機種や制限機能が異なるので、目的に合うサービスを選びましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。