逆子かな?胎動の場所によって簡単にチェックできます!
妊婦さんにとっての心配事の1つが「逆子ちゃん」です。逆子の場合、出産方法が帝王切開になってしまったり、リスクの高い出産になる確率が高いので、早めに知っておきたいものですね。
そんなとき、赤ちゃんの胎動の位置で逆子チェックができますよ!
おヘソの下が、ポコポコするようなら逆子ちゃん。逆に、おヘソの上に胎動を感じれば、正常な位置にいるので安心です。
ただし、30週〜32週頃までは逆子でも問題視されないのが一般的。そもそも赤ちゃんは羊水の中でぐるぐると回転しているので、頭が上になったり下になったり、その時々で違うのです。
ですから、妊娠初期〜中期の場合はあまり神経質にならず、逆子でも自然に治る!と思って心配しないようにしましょうね♪
逆子を早めに治す&予防テクニック①寝るときの姿勢
早めの時期から逆子を治す&予防として有名なのが、「シムスの体位」。体の左側を下にして左足を伸ばし、右足をくの字に曲げて重ねる体勢です。
ただし、逆子の場合は寝る向きが左とは限りません!それは、赤ちゃんの向きによって変わってきます。
赤ちゃんの寝る向きは、赤ちゃんの背骨がどちら側にあるかで決まってきます。それは素人判断ではわかりませんので、セルフチェックで逆子とわかった時点でお医者様に確認してみましょう!
お医者様に指示された方向を向いて寝ることで、赤ちゃんが自然に頭からぐるんと回転しやすくなります。
逆子を早めに治す&予防テクニック②骨盤高位
逆子対策としてオススメしたいもう一つの体勢が、「骨盤高位」です。
朝と夜にそれぞれ5〜15分程、仰向けで横になり、おしりと腰の部分に座布団やクッションを挟みます。そして、おしりを一番高い位置にします。
これを行うだけで、今まで下がっていた内臓や子宮がどんどん上がってきます。そうすることで、赤ちゃんが動けるスペースが広くなるので、回転もしやすくなるのです。
これは実際に、妊婦の私も実践している逆子対策です。この体勢をしたときは、赤ちゃんがとっても自由に動き回るのがわかります。ママまでとっても嬉しくなりますよ♪
逆子を早めに治す&予防テクニック③クッショングッズ
ここまで、逆子を早めに治す&予防テクニックをご紹介してきました。次は、実際に使えるおすすめアイテムもご紹介しますね♪
◆ロングクッション「カドリースネイリー(Cuddly Snaily)」
2mの長さのあるロングクッションです。妊娠期のシムスの体位にもピッタリの抱き枕から、育児期の授乳クッションやベビーガードまで、何通りもの使い方ができる優秀グッズです。
シンプリーグッド カドリースネイリー
¥7,560
◆3WAYマルチクッション
こちらは、授乳時だけでなく、ママの抱き枕にもなるフィット感抜群のクッションです!
baby.e-sleep 3WAYマルチクッション
¥6,380
監修医 高橋しづこ先生のコメント:
逆子は、実は正確には「予防」できません。
胎児の子宮との相性だったり、胎児自体の問題や、胎盤の位置、臍帯の長さなど様々な要因で逆子になります。
37週までに全妊婦の97%が頭位になっていることを考えると、特に担当医から指導がなければ、自然に任せるという選択も良いでしょう。
いかがでしたか?逆子ちゃんも早めにセルフチェック&予防しておけば、安心感は100%。
かわいい赤ちゃんのために、ママはできるだけの努力をしておきたいものです。ぜひ、試してみてくださいね♪
監修◆高橋しづこ(たかはししづこ)
産婦人科医
産婦人科専門医、臨床遺伝専門医、医療倫理学博士のライセンスを持ち、39歳で第1子、41歳で第2子、43歳で第3子を出産して3人の子をもつ母。 自身の高齢不妊や妊娠、出産の経験から、患者の心に寄り添うことをモットーとしている。
書籍『せかいがかぜをひいたから』オリジナル絵本サイト「YOMO」2020年8月公開
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