【薬剤師が教える】あなたは知ってる?『血管年齢を若く保つ』生活習慣を紹介

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「血管年齢」という言葉、テレビや健康診断の結果で目にしたことはありませんか?
実年齢より血管が老けていると聞くと、少しドキッとしますよね……!
血管の老化は、生活習慣によって進みやすくなるといわれています。
今回は、薬剤師の視点から、血管年齢を若く保つために意識したい生活習慣をご紹介します♪

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矢田久人
矢田久人
2026.08.10

そもそも血管年齢ってなに?

スマホを見る女性出典:stock.adobe.com

血管年齢とは、血管の弾力性や柔軟さから推定される、血管の「若さ」を示す指標
年齢を重ねると血管は自然に硬くなっていきますが、生活習慣によってはそのスピードが早まることもあるといわれています……!

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血管年齢が高いと……

血管年齢が実年齢より高いと判定された場合、血管が硬くなったり、内側が狭くなったりしている可能性があります。
その結果、血圧が上がりやすくなったり、心臓や脳などへの血流に影響が出やすくなったりすることも……。

こうした血管の変化は、女性に多い病気とも関わりがあるといわれています。
たとえば、脳の血管が影響を受けると認知機能の低下につながることもあり、また、女性は閉経後に心臓や血管の病気のリスクが高まりやすいのです。

反対に、血管がしなやかで若い状態を保てていると、全身に酸素や栄養が届きやすくなり、冷えやむくみが起こりにくいです。
疲れにくさや肌のコンディションにも良い影響が期待でき、血管の若さは見た目の若々しさや毎日の元気の土台にもなっているとも考えられます♪

今日からできる「血管を若く保つ」習慣4選

若々しい見た目を保つためにも、血管年齢は気になりますよね……!

ここからは、血管を若く保つために意識したい生活習慣を、具体的にご紹介していきます。
今日から実践できるものなので、少しずつ意識してみてくださいね♪

①塩分・脂質を控えめに

和食出典:stock.adobe.com

塩分のとりすぎは、血圧を上げる要因のひとつ
血圧が高い状態が続くと、血管の壁に常に負担がかかり、少しずつ硬く厚くなっていくことがあるといわれています。

また、脂っこい食事が続くと、血液中のコレステロールが増えやすくなることも……。
増えすぎたコレステロールは血管の内側にたまりやすく、血管を狭くしたり弾力を失わせたりする一因になります。

薬局でも、血圧やコレステロールについてご相談いただく際、まず食事の塩分と脂質を見直すことをお伝えすることが多いです。
味の薄いものが苦手な方でも、だしや香辛料で風味をつけると満足感が得られやすくなりますよ♪

②適度な運動を取り入れる

ウォーキングなどの有酸素運動は、血流を促し、血管の柔軟性を保つことに役立ちます。

体を動かすと血流が増え、血管の内側の壁が刺激を受けることで、血管を広げる働きのある物質が分泌されやすくなるとされています。
これが、血管のしなやかさを保つことにつながると考えられているのです。

激しい運動でなくても、1日20〜30分程度歩く習慣を続けるだけでも◎
エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩いてみるなど、日常生活のなかで体を動かす機会を増やすことから始めてみてくださいね!

③禁煙・節酒を意識する

飲み会で乾杯をする男女出典:stock.adobe.com

喫煙は、管を収縮させたり、血管の内側を傷つけたりすることがあるといわれています。
血管の内側が傷つくと、そこにコレステロールなどがたまりやすくなり、血管の老化を進める要因のひとつに……。

また、お酒の飲みすぎも血圧を上げやすくするといわれ、肝臓への負担を通じて、間接的に血管の状態に影響することもあるとされています。

すぐに完全にやめるのが難しい場合も、本数や量を少しずつ減らすことから始めてみるのもひとつの方法です。

④質の良い睡眠とストレスケア

睡眠不足やストレスが続くと、自律神経のうち緊張時に働く交感神経が優位になりやすいです。
交感神経が優位な状態が続くと血管が収縮しやすくなり、血圧が上がりやすくなることも……。

また、深い眠りのあいだは血圧が落ち着き、血管を休ませる時間にもなっているといわれています。
睡眠不足が続くと、この「血管を休める時間」が十分にとれず、負担が積み重なっていくもの。

忙しい毎日のなかでも、寝る前のスマートフォンを控える、湯船にゆっくりつかる、深呼吸でリラックスする時間をつくるなど、小さな工夫を積み重ねてみてくださいね。

更年期以降とくに意識したい!

医者と話をする患者出典:stock.adobe.com

女性ホルモン(エストロゲン)には、血管をしなやかに保つ働きがあるといわれています。
そのため更年期を迎えてエストロゲンが減少すると、血管の老化が進みやすくなることも……。

若い頃は気にならなかった数値が、更年期を境に変化してくる方が多いのは、こうした背景も関係しているのです。
だからこそ、更年期世代からは、これまで以上に生活習慣を意識していきたいですね。

今日からできることを、少しずつ

窓を見る女性出典:stock.adobe.com

血管年齢は日々の生活習慣の積み重ねによって、変えていくことができます!
すべてを一度に変える必要はありません。まずは、ひとつだけでも意識してみることから始めてみませんか?
気になる数値があるときは、ひとりで抱え込まず、かかりつけの病院や薬局に相談してみてくださいね♪

矢田久人

◆矢田久人

薬剤師として21年、現在も現場に立ちながら、医療・健康分野を中心に執筆しているWebライターです。

精神科・整形外科の門前薬局で管理薬剤師を務めるほか、内科や小児科、皮膚科など幅広い診療科の患者さんと向き合ってきました。
ドラッグストアや認定こども園の学校薬剤師としての経験もあり、お子さんから高齢の方まで、さまざまな世代の健康に関わっています。

日々多くの患者さんと接するなかで、薬や数値だけでなく、その方の暮らしや心の状態にも目を向けることを大切にしています。
健康は、毎日の生活と深く結びついているものなのだと思います。
こうした現場での気づきを、なるべくやさしい言葉でお届けするのが私のスタイルです。

オフの日は、10年以上続けているサーフィンが何よりの楽しみ。
波と向き合う時間が、心と体を整えてくれています。
心と体の声に耳を傾ける感覚も大切にしながら、読んでくださる方の毎日に寄り添える情報を発信していきたいと思っています。

 

監修◆原田ゆうか

理学療法士免許取得後、総合病院や整形外科クリニックでリハビリ業務に携わる。2023年よりWebライターとしても活動をスタート。医療・健康・介護・美容分野の記事執筆を中心に活動中。
記事を読んだ方が、からだに関する情報を正しく理解し、明日からの行動を変える後押しができるような文章を心がけています♪

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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矢田久人

薬剤師として21年、現在も現場に立ちながら、医療・健康分野を中心に執筆しているWebライターです。

精神科・整形外科の門前薬局で管理薬剤師を務めるほか、内科や小児科、皮膚科など幅広い診療科の患者さんと向き合ってきました。
ドラッグストアや認定こども園の学校薬剤師としての経験もあり、お子さんから高齢の方まで、さまざまな世代の健康に関わっています。

日々多くの患者さんと接するなかで、薬や数値だけでなく、その方の暮らしや心の状態にも目を向けることを大切にしています。
健康は、毎日の生活と深く結びついているものなのだと思います。
こうした現場での気づきを、なるべくやさしい言葉でお届けするのが私のスタイルです。

オフの日は、10年以上続けているサーフィンが何よりの楽しみ。
波と向き合う時間が、心と体を整えてくれています。
心と体の声に耳を傾ける感覚も大切にしながら、読んでくださる方の毎日に寄り添える情報を発信していきたいと思っています。