年末年始に亡くなった場合の流れ
まずは通常と同じく、医師から死亡診断書を受け取ります。
病院で亡くなった場合は、そのまま看護師や相談員が案内してくれることがほとんど。
もし持病があり自宅で亡くなった場合は、かかりつけの医師に連絡します。
※持病等がなく、突然亡くなったと思われる場合は救急車または警察を呼びます。その後死因の特定のために検視(検死)となります。
年末年始でも、医師・警察・葬儀社は24時間対応しているケースが多いので、慌てず対応しましょう!
その後は葬儀社に連絡し、遺体の搬送と安置の手配を行います。
遺体の安置に関する注意点
年末年始でも、遺体の安置自体は問題なく行えます。
ただし注意したいのが安置期間が長くなりやすい点。
火葬場が休み、もしくは稼働日が少ない地域では、火葬まで数日待つこともあります。その場合、
- 葬儀社や火葬場にある安置施設
- 自宅安置(ドライアイスや冷蔵装置を使用)
といった形で対応します。
安置日数が増えると、ドライアイス代や安置料が追加でかかることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
年末年始は葬儀費用が高くなる?
結論からいうと、多少高くなる可能性があります。理由は以下のとおり。
- スタッフの休日・時間外対応
- ドライアイスや安置日数の増加
葬儀料金そのもの、というよりもご遺体の安置に関連した費用やそれに伴うスタッフの人件費です。
まれに、正月料金が設定されている葬儀社もありますが、すべての葬儀社が割増しになるわけではないので、念のため複数社に確認するとよいでしょう。
葬儀社や火葬場は年末年始も営業している?
葬儀社は、年末年始も基本的に営業していて、電話対応・搬送は24時間可能なところがほとんどです。
ただし、葬儀は1/1〜1/3は行わないところが多いでしょう。
一方で注意が必要なのが火葬場です。多くの公営火葬場は、
- 12月31日〜1月3日まで休業
- 元日のみ休み
など、自治体によって対応が異なります。
そのため、葬儀は1/4以降、なおかつ火葬場の予約状況次第での対応となります。
年末から火葬場が休みの地域では、正月明けから数日後の日程でないと予約が取れないケースは珍しくありません。
葬儀社は地域の火葬場事情を把握しているので、日程調整はプロに任せると安心です。
まずは落ち着いて対応しよう
年末年始に亡くなると、「こんな時期にどうしたら……」と不安になりがちですが、基本の流れは普段と変わりません。
違いが出やすいのは、火葬までの日数とご遺体の安置にかかる費用面です。
まずは信頼できる葬儀社に連絡し、状況を説明したうえで進めていきましょう。分からないことは遠慮せず聞くことが、後悔しない葬儀につながります。

◆yukari.t
葬儀社を営む家に嫁いで10年、アラサー3児の母です。
日常の中で“最期の時間”に寄り添う仕事に向き合ってきました。
そんな経験をもとに、葬儀にまつわる情報や日常マナーをお届けするライターとしても活動しています。
終活アドバイザー・終活ガイドの資格も保有しています。
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