【リアル給与明細】43歳、課長職の場合
プロフィール
43歳、女性
教育業の課長職
▼現状
仕事内容は、教育事務、企画、営業。
労働時間は月180時間、残業はなし。
ボーナスは200万円程度。
【相談内容】今のお給料は、家族を養うのに十分な金額ではないので満足していません。将来に向けて貯蓄を増やす方法を教えてください。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、今のお給料ではご家族を養うのに十分ではないとお悩みなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約1,015万円になります。
一方、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の課長級女性の平均年収は約808万円*です。
*……参考：厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職」
質問者さんのお給料は、平均よりも高い水準と言えそうです。
大切な家族のために！堅実な貯蓄計画と目標設定で未来に備えて
質問者さんは、ご家族を支えながら貯蓄を増やす方法を知りたいのですね。
収入を効率よく管理し、将来に向けた資産形成を進めるための具体的な方法をお伝えします。
収入の80％で暮らす
家計を管理して貯蓄を増やすためには、収入の8割で生活をすることが基本です。
収入が増えると生活水準も高くなりがちですが、ここを意識することで無理なく毎月の貯蓄に回せる額を確保できます。
生活費や固定費をしっかり見直し、収入の8割で無理なく暮らせるよう家計を整えることが大切です。
残りの20％を貯金・投資にあてる
生活費として収入の80％を使い、残りの20％を貯金や投資に回しましょう。
毎月20％分を積み立てることで、着実に貯蓄できます。
質問者さんの年収から考えると、年間約200万円の貯金を目指せますよ。
この額を貯金口座や投資に振り分けることで、長期的に資産を大きくできます。
家族の将来に向けた目標を明確にする
家族のための貯蓄をしっかり進めたい場合は、目標とする貯蓄額や使い道を具体的に設定してみましょう。
例えば「5年後までに教育資金を○万円貯める」「家の修繕費として○万円積み立てる」など具体的な目標を立てることで、意欲を持って貯蓄に取り組めるようになります。
まとめ
・着実に貯蓄をするためには、収入の80％で生活し、残りの20％を貯金や投資にあてましょう。
・目標とする貯蓄額や使い道を具体的に設定してみましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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