重曹は油汚れのお掃除以外にも使える
重曹はアルカリ性の物質。
酸性の汚れを中和して落とす性質があります。
主に油汚れなどを落とすのに適していますが、それ以外の活用方法も。
そこで今回は、洗濯では落ちない綿素材のタオルや布巾のニオイ、黒ずみやシミを重曹で落とす方法をご紹介します。
(必要な道具)
- 水 1.5L
- 鍋(ステンレス)
- 重曹 20g
- 食器用洗剤
重曹で綿素材のニオイや汚れを落とす方法①お鍋で水と重曹を温める
重曹はアルカリ性のため、お鍋はステンレス製を使います。
お鍋に水を1.5L入れたら重曹を20g加えて、加熱しながら重曹を溶かしましょう。
重曹は加熱するとアルカリ度が高くなり、洗浄効果もアップするのだとか。
お鍋が沸騰してきたら、洗浄効果を上げるために食器用洗剤をほんの少しだけ加えましょう。
合成洗剤に抵抗がある場合は、無添加の液体石鹸でもよいそうですよ。
重曹で綿素材のニオイや汚れを落とす方法②タオルや布巾を煮込んでいく
お鍋に洗剤を加えてしっかり混ぜたら、タオルや布巾をいれて煮込んでいきます。
煮込む時間は約15分。
沸騰させたお湯のアルカリ度もかなり高くなり、タオルや布巾の汚れやニオイが落ちやすい状態に。
また、熱や洗剤に含まれる界面活性剤の働きでも、洗浄効果が出やすくなるそうですよ。
重曹で綿素材のニオイや汚れを落とす方法③すすぎ洗いをする
タオルや布巾を煮込んだら取り出し、水ですすぐか洗濯機で洗って乾かしましょう。
重曹で煮込めば、食べ物や油が原因のシミも落とせるのだとか。
ただし、綿素材のものに限られるのでご注意を。
それ以外の素材はNGとのことですよ。
重曹で頑固な汚れやニオイを撃退
重曹を綿素材のタオルや布巾を洗う際に活用すると、洗濯では落ちないニオイや黒ずみをきれいにしてくれます。困ったときに活用できるので、ぜひ覚えておきたいですね。
動画では、解説を交えながらわかりやすくやり方が紹介されています。ほかにも重曹を用いた「便器の鱗水アカ落とし」「油汚れとコゲ落とし」の方法も紹介しているので、最後までチェックしてみてくださいね。

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