信じた結果、騙されていた
「新入社員だった頃、覚えるべき業務の文章がなかなか頭に入らず苦戦していました。
先輩が練習に付き合ってくれて、
『丸暗記しなくていい、自分の言葉で覚えな』
とアドバイスをくれたので、その言葉を信じて努力しました。
しかしテスト当日、部署のトップから
『そんな風に書いてあったか?
大事だから正確に暗記するよう最初に聞いてなかったのか!』
と叱られ、結果は不合格。
そして、それを境に先輩の態度は豹変。
電話対応に逐一文句をつけられたり、
業務連絡を私だけ回さなかったり、
日に日に心が削られていきました……
最終的には泣きながら出社するほどまで追い込まれ、退職することに。
あのときは本当に辛かったです。
その後、同期から
『あの人、社長の弟なんだよ。あなたで3人目の被害者だって』
と聞かされたときは驚愕でした。
(社長の弟だから誰も注意できないのか)
本当に腹が立ちました。
今回の件でさすがに見過ごせなかったのか、先輩は遠方の支社へ異動になったそうです。
今さら遅いですが、ちゃんと処分されたようでちょっとだけスカッとしました」(20代女性)
「優しさ」に見せかけた落とし穴
職場での信頼関係は大切ですが、中には“偽りの優しさ”で近づいてくる人も。
今回のように、立場に甘えて他人を傷つける人が許されるべきではありません。
自分を守るためにも、相手の言葉だけでなく行動を見極める力が必要ですね。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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