【ボーナスいくら?】33歳、建設業の場合
プロフィール
33歳、女性
土木建築の一般事務(正社員)、年収220万円
夫(43歳、会社員)、娘(3歳)、義父(73歳、アルバイト)と4人暮らし
今年度の夏季ボーナス:もらえるか分からない
【相談内容】お金が全然足りない……。子どもにお金を残してあげられるか不安です
「物価高で、毎月家計が赤字です。将来年金がもらえないのではないか、年金がもらえなかったら子どもにお金を残してあげられないのではないかと不安です」
現在のボーナスは平均と比べると高い?低い?
同じ年代の平均と比べてみて
質問者さんと同年代である30〜34歳の1年間のボーナス平均支給額は、約83万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
同じ業種の平均と比べてみて
質問者さんと同じ建設業のボーナス平均支給額は、夏季・冬季とも約54万円*となっています。
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和6年9月分結果速報等)」
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和7年2月分結果速報等)」
質問者さんのボーナス額は夏季・冬季合わせて30万円なので、平均よりも低い額となっています。
お金よりも大切な子どもへの贈り物とは?
「お金を残してあげたい」気持ちはすばらしいけれど……
質問者さんは「家計が赤字続きで、将来子どもにお金を残せないのではないか」と不安なのですね。
3歳の可愛いお子さんの将来を思う親心は、何よりも尊いものです。
しかし、必ずしも「お金を残すこと」だけが子どもにとっての幸せにつながるとは限りません。
むしろ「お金とどう向き合うか」を教えてあげることが、お子さんにとって一生の財産になるかもしれませんよ。
「お金の知識」が一生役立つプレゼントに
たとえば、100万円をただ銀行に預けるだけではほとんど増えませんよね。
しかし、信頼できる投資商品を選んで長期的に運用すれば、30年で5倍以上になることが期待できます(年利6%で運用した場合)*。
*……野村証券「マネーシュミレーター 未来電卓」にて試算
また、自分に合った保険に過不足なく入ることで、万が一のリスクに備えつつ不要な保険料を払うことも防げます。
こうした「お金の正しい使い方=マネーリテラシー」を、少しずつでもお子さんに伝えていけたら……。
それは、お金そのものを残す以上に価値のある贈り物になるかもしれません。
質問者さんご自身が基本的なお金の知識を学ぶのもおすすめです。
知識があれば家計の見直しや将来設計ができるようになりますし、その姿を見て育つお子さんは自然と「お金に強い子」になってくれるはずですよ。
まとめ
・お子さんに「お金の知識」をプレゼントすることで、将来お金に困らない力を育ててあげられます。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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