【ボーナスいくら?】30歳、インフラ業の場合
プロフィール
30歳、女性
インフラ業の事務職、年収600万円
夫と2人暮らし
今年度の夏季ボーナス:産休中のため減る見込み
【相談内容】産休中です。今後の収支計画や保険はどうすればよいですか?
「これまでは収入が安定し、ボーナスの大半を貯金できていました。しかし、もうすぐ子どもが生まれるため、今後の収支計画や保険をどうすればよいか悩んでいます」
現在のボーナスは平均と比べると高い?低い?
同じ年代の平均と比べてみて
相談者さんと同年代である30〜34歳のボーナス年間平均支給額は、約83万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
同じ業種の平均と比べてみて
相談者さんと同じインフラ業(電気・ガス業)の平均支給額は、夏季が約88万円*、冬季が約94万円*となっています。
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和6年9月分結果速報等)」
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和7年2月分結果速報等)」
相談者さんのボーナスは夏季・冬季合わせて150万円なので、年代別で見るとかなり高い水準ですが、業種別で比較するとやや低めの水準と言えそうです。
子どもが生まれたあとの収支計画と保険のポイント
お子さんが生まれるとのこと、おめでとうございます。
ライフステージが変わると家計のバランスも変わりますので、お子さま誕生後の将来に不安を感じることは自然なことです。
子どもが生まれたあとの収支計画と保険のポイントを解説します。
家計の収支バランスを「子育てモード」に
産休・育休中は出産手当や育児休業給付金などが支給されますが、収入はこれまでの給与より減少します。
一方でおむつやミルク代などの子育て関連費用が新たに加わり、さらに教育費の準備も始めなければなりません。
これらの変化を考慮し、産休・育休中・復職後に分け、収支計画を立てましょう。
教育費については、投資を長期で行うことで準備する選択肢も検討してみてもよいですね。
保険は家族の生活を基準に
生命保険は、万一の際に「残された家族、特にお子さんを育てるのに必要な金額」を基準に検討するとよいでしょう。
また、医療保険については、ご夫婦それぞれの加入内容を確認し、必要に応じて見直すことが大切です。
お子さんの誕生に伴い不安が増えるかもしれませんが、公的な高額療養費制度も整っているため、保障が過剰にならないよう注意してくださいね。
しっかり計画を立てることで、安心して子育てに専念できます。
ご夫婦でよく話し合い、共通の認識で協力することが大切です。
まとめ
・家計の収支バランスを「子育てモード」に見直すことが重要です。
・保険は家族の生活を基準に見直すことが大切です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆かげやま
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級
人には相談しにくいお金のこと。そんな悩みや不安を気軽に相談できるFPを目指しています。
お金の制度や保険について分かりやすく伝えます。
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