義母の介護と夫の裏切り
「数年前、闘病していた義母が亡くなりました。
義母の介護はすべて私が担っていて、子育てとの両立で本当に大変でした。
しかしそれ以上に、親しくしていた義母とのお別れが辛くて、落ち込んでいました。
実子である夫はというと、“長男”の立場なのに葬儀も親戚対応も全て丸投げ。
本当に何もせず、喪主とは名ばかりでした。
細かな取り決めから何から何まで、すべて私ひとりがやることに……。
そして葬儀が終わり、少し落ち着いた頃、
突然義父から『お前に渡す金はない!』と罵倒され、呆然。
しかもこのとき、夫の浮気発覚が原因で、すでに離婚裁判の真っ最中。
お金をめぐって夫と義父は大喧嘩。
離婚裁判で夫婦関係もぐっちゃぐちゃ。
義母が生きていたらどれだけ悲しむでしょう……。
心身ともに限界を迎えた私は、遠方の実家に子どもを連れて帰ることに。
そして、事の顛末を聞いた父は激怒。
普段、穏やかな父があれほど怒ったのにはびっくりしました。
『葬儀であんなに頭を下げてたくせに!そんなこと言われたのか!!』
実は父はある企業の社長で、腕のいい弁護士とも付き合いがあります。
『そちらがその気なら、こちらも出るとこ出ますよ』
と、心身ともに疲れ果てた私の代わりに、あれこれ世話を焼いてくれました。
おかげで慰謝料も養育費もがっつり取って、
今は実家近くで子どもたちと平穏に暮らしています」(20代女性)
強くなれた味方の存在
裏切られたとき、一番必要なのは“信頼できる誰かの存在”なのかもしれません。
今回は、実家のお父様の強さと支えに救われたのでしょう。
安心して暮らせる、幸せな未来を応援しています。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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