パワハラに耐えかねて転職
「入社してすぐに、僕の教育担当になったのはミスばかりで仕事の遅い先輩でした。
僕は仕事を覚えるのが早かったようで、彼が半年かけた業務を1か月でこなせるようになりました。
それが気に障ったのか、その後から陰湿なパワハラが始まります。
お客様を勝手に横取りされ、『数字なんかいらないでしょ?優秀だもんね〜』と嫌味を言われたことも。
上司に相談してもまともに取り合ってもらえず、結局僕は転職を決意しました。
それから3か月が経ったころ、転職先に慣れ始めた矢先、前職の上司から突然電話がかかってきました。
『あいつ(先輩)、ミスを指摘されたら逆ギレしてそのままバックレたんだよ……
お前がいないと仕事が回らない!』と本音を打ち明けられました。
そして一言、
『今まで言えなかったけど、実はすごく困ってた。戻ってきてくれないか?』
思わず涙が出ました。
やっと認めてもらえた気がして、想いがあふれてしまいました。
転職先に迷惑はかけられないので丁重に断りましたが、“いつか戻ってもいいかも”と、心の中では思っています」(20代男性)
努力はちゃんと見ている人がいる
頑張っても報われない環境にいると、自分の存在が否定されたように感じてしまうこともありますよね。
しかし、見ている人は見ています。正当な評価をしてくれる場所も必ずあります。
今回は、自分の価値を再確認できたスカッとエピソードでした!
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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