【リアル給与明細】22歳、医療機器営業の場合
プロフィール
22歳、男性
医療機器営業
▼現状
ボーナスは年間30万円。
労働時間は160時間、残業は月60時間程度。
【相談内容】給料額に不満はありませんが、食費が家計を圧迫しています。
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの月給は平均より若干高いものの、残業時間が長い
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、20〜24歳の機械器具・通信・システム営業職業従事者(自動車を除く)の平均月給は28.3万円*であるのに対し、質問者さんは26.5万円と平均を下回っています。
しかも、残業時間が月60時間と多いとのこと。
働いている時間が長いわりに給与が平均より少ないのが現状のようです。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
食費を抑えるには?
質問者さんは、毎月の食費がかさんで思うように貯金ができないとお悩みです。
食費を抑えるには、予算を決めることが大切。
外食用と自炊用に分けて決めるとよいでしょう。
食費が高くなる方は、外食が多い傾向にあります。
味付け肉を冷凍しておく、長期保存できる食材を備えておくなど、できるだけ楽に自炊ができる工夫をしてみてください。
メニューを決めてから週1回などでまとめ買いをすると、食材を管理しやすいですよ。
なお、食費の節約を頑張り続けることは難しいため、気にしすぎるのもよくないでしょう。
食費以外にできる無理のない節約方法
食費以外の家計も見直しをすると、削れるポイントが出てくるかもしれません。
特に、毎月一定の金額の支払いがある固定費の見直しは効果大です。
保険料・携帯代・光熱費・サブスクなど、項目ごとに一つ一つ無駄がないか確認してみてください。
例えば、携帯を大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることで、毎月数千円安くなるケースも。
食費などの変動費と比べて、一度見直すことで効果がずっと続くので楽に節約ができますよ。
まとめ
・外食の回数と買い物の仕方を見直してみて。
・固定費の見直しで楽に節約を続けることが可能。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
多い?少ない?貯金は足りている?
あなたの年収や毎月の貯金額を「家族構成×居住エリア」が同じ世帯と比べてみませんか?
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。