【ゾッとする怖い話】「あの図書室、出るんだよ」本気でゾッとした恐怖体験

Baby&Kids / Life style

図書室は古今東西の知識が集まる宝庫であり、長い時間を過ごしたという人も多いのではないでしょうか。
夜の図書室はまた違った一面を見せることがあります。
今回は、学校の図書室にまつわる怖い体験談を紹介します。

― 広告 ―
Miya
Miya
2025.04.06

学校の図書室

仄暗い図書館出典:stock.adobe.com

私は高校の新任教師として、ある学校に赴任しました。

昔ながらの校舎は古く、とくに図書室は歴史を感じさせる場所でした。

仕事が遅くなったある日、帰ろうとしたところ、
生徒が「図書室に教科書を忘れた」と言い出しました。

私は仕方なく、図書室の鍵を借りて、教科書を取りに行くことにしました。

図書室に入ると、静寂が広がっています……。

なんだか嫌な感じがして、「早く教科書を見つけて部屋から出よう」と思ったその瞬間……。

背筋が凍るようなゾクっとした気配を感じました。
振り返っても誰もいません。心臓の高鳴りがピークに達します。

帰宅してからも、図書室で感じた気配が気になり続けました。

翌日、同僚に図書室での一件を話すと、彼らは顔を曇らせます。
「あっ……、会っちゃったね。あの図書室、出るんだよ」と言うのです。

その話を聞いた私は、驚き不安を感じながら、なぜか好奇心も同時に湧いてきました。

気づくと、夜、再び図書室に向かっていたのです。
一人で図書室の扉を開け、電気をつけます。

何かに引き寄せられるように部屋に入ると、昼間とは違うキーンと冷たい空気を感じました。

ある一冊の古い本が目に留まりました。黒革の分厚い本です。
思わずその本を手に取り、ページを開きました。

その瞬間、誰かが私の肩に手を触れたのを感じました!

「いやぁぁぁ!!」

恐怖で体が硬直しました。いつの間にか電気が消えています。

肩に置かれた手が徐々に移動し、首筋、そして頬に触れたのを感じます。
私は、身動きがとれず、ただ立ち尽くすしかありません……。

手が私の顔を包み込もうとしたその瞬間、図書室の灯りが急につきました。

「助かった……」

私は本を放り出し、急いで扉に向かって駆け出しました。

帰ってこない私を心配した同僚が様子を見にきてくれたのです。
ようやく外に出ても、なかなか心臓の動悸がおさまりません。

図書室での奇妙な体験

学校の机出典:stock.adobe.com

翌日、私は同僚に「もう二度と夜に図書室に入らない方がいい」と忠告されました。
それ以来、私は図書室に近づかないようにしています。
今でも私の記憶に鮮明に残っている、奇妙な図書室での恐怖体験です。
夜の図書室は、一歩踏み入れると何かが潜んでいる怪奇な場所なのかもしれません。

※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

― 広告 ―
Miya

ホラー映画や心霊オカルトが大好きなwebライター。小学生のときにホラー映画を見て以来、むさぼるように怖い話に触れてきました。
都市伝説やミステリー解説の台本も執筆中。
日常に潜む怖い話を一緒に楽しみましょう!