【リアル給与明細】53歳、エステティシャンの場合
プロフィール
53歳、女性
エステティシャン
▼現状
仕事内容は、脱毛サロン店長。
労働時間は月220時間、残業はなし。
ボーナスはなし。
【相談内容】採用前の労働条件が二転三転し、お給料が4万円も減り不信感が募っています。今からスキルを身に付けて転職するほうが良いのか悩んでいます。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、お給料が減ったことに不信感を持っておられるのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約297万円になります。
一方、求人ボックスの「給料ナビ」によると、エステティシャンの平均年収は約373万円*です。(※2025年2月時点)
*……参考:求人ボックス「給料ナビ」
このことから、質問者さんのお給料は平均よりも低い水準と言えそうです。
エステティシャンとして転職でキャリアアップするコツ
質問者さんは、スキルを身につけて転職すべきか悩んでいらっしゃるのですね。
エステティシャンは美容業界で非常に需要の高い職業ですが、競争も激しいため、転職でキャリアアップするためにはスキルの向上が重要です。
以下のことを順に行い、スキルを向上させましょう。
①資格の取得
美容師免許やエステティック技術者資格などを持っていると、信頼性が増します。
②技術の向上
美容業界では、新しい技術や施術方法が次々と登場します。
セミナーや研修に積極的に参加し、最新のトレンドや技術を学ぶことが大切です。
また、実践的な経験を積むために、ボランティア活動などへ参加するのも良いですね。
これらは転職活動の際に、強いアピールポイントになりますよ。
③接客スキル
エステティシャンの仕事には、お客様とのコミュニケーションが欠かせません。
お客様のニーズを理解して心地よい空間を提供するためには、丁寧な接客やカウンセリング技術が求められます。
心理学やカウンセリングを学んでコミュニケーションスキルを身につけるだけでも、転職活動で面接の印象がグッと良くなりますよ。
④自己ブランディング
SNSを活用して自身のスキルや施術例を発信して自己アピールすることで、より多くの人に知ってもらう機会が増えます。
転職活動の際は実績をしっかりとまとめ、自信を持ってアピールしましょう。
スキルと経験を積み重ね、エステティシャンとしてのキャリアを確立することが重要です。
まとめ
・質問者さんの現在のお給料額は、平均よりも低い水準です。
・エステティシャンが転職でキャリアのするコツは『資格の取得』『技術の向上』『接客スキル』『自己ブランディング』を意識しましょう。
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