【貯蓄額】40歳、男性の場合
プロフィール
40歳、男性
情報通信業のデータ入力業、年収350万円
1人暮らし
【相談内容】老後資金が不安……。物価上昇にはどう備えればいい?
「老後資金に不安があります。物価がどんどん上がっていく中、どう備えれば良いのでしょうか」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である40代単身世帯の貯金額は、平均が559万円・中央値が47万円です。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果」
質問者さんの貯金額は、平均を上回っているようですね。
現金だけは危険?物価上昇に備える賢い資産形成の方法
質問者さんは、物価が上がっていくなかで、どのように老後資金対策をすればよいかお悩みなのですね。
資産形成を進める際には、 物価上昇(インフレ)に強い資産を持つことを意識してみましょう。
なぜインフレ対策をしなければならないの?
物価が上がると、同じお金で買えるものの量が減ります。
100円で買えたパンが120円に上がると、100円の価値が小さくなることがわかりますよね。
インフレが続く世界では現金の価値がどんどん下がるので、現金貯金だけで未来に備えることはリスクがあります。
インフレ対策には資産運用が効果的
物価が上がると、現金の価値は下がってしまいます。
そのため、 現金貯金だけに頼るのではなく、インフレに伴い価値が上がる資産を持つことが大切です。
株式市場全体の成長に連動するインデックス型の投資信託は、リスクを抑えながら運用ができます。
投資初心者にもおすすめです。
長期投資でコツコツ資産形成
資産形成は一気に増やそうとせず、 時間を味方につけてコツコツ続けることが基本です。
毎月決まった金額を積立投資する「ドルコスト平均法」を活用すれば、価格の変動に影響されにくくなります。
NISAやiDeCoなどの制度を活用すれば、運用で得た利益に税金がかからないので、さらに効率よく資産を増やせますよ。
まとめ
・質問者さんと同年代の貯金額は、平均が559万円・中央値が47万円です。
・物価上昇が続くと現金の価値が下がるので、インフレに強い資産を持つことが大切です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの人の貯金額は……
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。