【リアル給与明細】32歳、税理士補助の場合
プロフィール
32歳、女性
税理士事務所で税理士補助業務
今の仕事に就いて10年目
▼現状
仕事内容は、決算書作成・申告書作成・給与計算・税理士立ち合いのもと税務相談。
労働時間は月150時間、残業は20時間程度。
ボーナスは48万円程度。
【相談内容】業務量の割にお給料が少ないため転職するつもりです。これまでの経験を活かした転職先を選ぶならどのような仕事がいいのでしょうか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は適正額?
質問者さんは、業務量の割にお給料が少ないと感じているのですね。
では、質問者さんのお給料が適正なのかどうかを見ていきましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約328万円になります。
一方、税理士補助のお給料相場は未経験で300〜400万円程度、経験者で400〜500万円程度*です。
*……参考:マイナビ税理士
質問者さんはすでに10年お勤めのため、経験者と考えると現在のお給料額は低めと言えそうです。
今の経験を活かして転職するには?
質問者さんは、今までの経験を活かした転職をしたいのですね。
決算書の作成や給与計算の経歴を活かすのであれば、経理職がぴったりです。
10年間の税理士補助の経験は高く評価されるでしょう。
転職活動の際には、転職エージェントの利用をおすすめします。
「マイナビ転職」の調査によると、転職で年収が上がった人の割合は39.1%*です。
*……参考:マイナビ転職
転職成功のためには良い企業とのマッチングが重要ですが、個人では情報が不足しがちで見つけるのは困難。
転職エージェントは企業との独自のネットワークを持っており、一般に公開されていない求人情報にもアクセスできます。
より多くの選択肢から自分に合った転職先を見つけられるでしょう。
個人事業主として働く方法も
もし質問者さんが会社勤務に抵抗があるのであれば、個人事業主として経理代行サービスをオンラインで提供するのも良いでしょう。
記帳代行サービスは人気がありますし、オンライン秘書として事務全般を請け負う働き方もあります。
自分がどのような仕事をしたいのか、どのような働き方が自分に合っているのかをじっくり考えて次のステップに進んでくださいね。
まとめ
・質問者さんの現在のお給料は平均よりやや低めです。
・スキルを活かした転職なら経理がぴったりです。
・転職をするならエージェントの利用がおすすめ。個人事業主として開業する方法もあります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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