【貯蓄額】32歳、女性の場合
プロフィール
32歳、女性
自動車業の事務職、年収300万円
1人暮らし
【相談内容】副業ができなくなり貯金ができなくなりました……。
「基本給が上がりにくいうえに社会保険など毎月の控除額が多すぎて、手取りが減っています。フルリモートから出社に切り替わったため副業をする体力がなくなり、貯蓄ができません。服も我慢してやりくりしていますが、どのように家計を管理したらよいでしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同じ30代単身世帯の貯金額は、平均が594万円・中央値が100万円*です。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年調査結果」
質問者さんの資産総額は10万円と、残念ながら平均を大きく下回っているのが現状です。
家計のバランスを整える!平均支出と見直しのコツ
質問者さんは手取りが減り、副業もできなくなったことで貯蓄が難しいと感じているのですね。
やりくりに悩む方は、平均的な支出を参考にしつつ、ご自身に合った家計管理をすることで無理なく生活を整えられますよ。
単身世帯の平均支出は?
以下は、単身世帯の1ヶ月の平均的な支出額*です。
ご自身の支出を管理する際の参考にしてみてください。
- 食費:42,049円
- 住居費:23,799円
- 水道光熱費:13,045円
- 家具・家事用品代:5,760円
- 被服代:4,447円
- 保険医療費:7,367円
- 交通・通信費:21,654円
- 教養娯楽費:18,794円
- その他支出(理美容費・交際費など):30,704円
*……参考:総務省統計局「家計調査」
平均に合わせる必要はない
平均の支出額をご紹介しましたが、自分の支出をすべて合わせる必要はありません。
たとえば、質問者さんのように洋服をほとんど買わない場合、その分を貯蓄に回したり、自分が満足できる支出に使ったりすることで、無理なく家計を管理できます。
自分に合ったバランスで家計を整えていけるといいですね。
まとめ
・質問者さんと同年代の貯金額は、平均が594万円・中央値が100万円です。
・一般的な支出を参考にしつつも、自分に合った家計管理が大切です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの30代の貯金額は……
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