【貯蓄額】37歳、女性の場合
プロフィール
37歳、女性
フリーランスの人事労務、年収200万円
夫(40歳、会社員)、子2人(6歳と4歳)との4人暮らし
世帯年収700万円
【相談内容】教育費が足りない!NISAで資金を増やしたい。
「今の貯蓄では子どもの教育資金が足りません。投資やNISAを学んで資金を増やしたいのですが、可能でしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同じ30代2人以上世帯の貯金額は、平均が601万円・中央値が150万円*です。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年」
質問者さんの資産総額は200万円なので、中央値よりも多くの備えができていると言えますね。
NISAを使って教育費を効率的に準備する方法
質問者さんは、NISA制度を活用して教育資金を増やしたいのですね。
NISA制度の活用方法と教育資金準備の具体的なポイントをご紹介します。
NISAとは?
NISA(少額投資非課税制度)は、利益に税金がかからない投資制度です。
投資をすると通常は20%ほどの税金がかかりますが、NISAなら非課税で運用でき、効率よく資産を増やせます。
全世界株や全米の指数に連動する投資信託を選び、15年以上使わないお金を投資すれば、複利の力で資産が大きく育つ可能性も。
例えば、毎月3万円を15年間積み立て投資にまわすと、540万円の投資額に対して332万円の利益が得られ、872万円に成長することが期待できますよ*。
*……金融庁「つみたてシミュレーター」を元に算出
貯蓄と投資の組み合わせがおすすめ
教育資金の準備には、貯金と投資のバランスが大切です。
小学校や中学校の費用は、学資保険や貯蓄口座で確実に備えましょう。
一方、15年以上使わないお金はNISAを活用し、投資で増やすのがおすすめです。
計画的に運用することで、将来の大きな支出にも対応できます。
まとめ
・質問者さんと同年代の貯金額は、平均が601万円・中央値が150万円です。
・NISAは投資の利益に対して税金がかからない、効率よく資産を増やせる制度です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの子育て世帯の貯金額は……
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