43歳、小売業の《リアル貯金額》。収入減……。子ども2人の高校進学にいくらかかる?【FPが解説】

Baby&Kids / Life style

読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【43歳 男性】

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2025.01.16

【貯蓄額】43歳、男性の場合

43歳、男性の貯蓄額

プロフィール

43歳、男性 
小売業の技術職、年収405万円
妻(45歳、会社員)、子2人(14歳と12歳)との4人暮らし
世帯年収700万円

【相談内容】収入が減ってツライ……。高校進学費用はいくらかかる?

「収入が減ったので家計を改善したいのですが、出費が多くなかなか貯金できません。今後、子どもたちが高校に進学する際にいくらかかるのか、費用を知りたいです。」

現在の資産額の水準は?

平均貯金額

質問者さんと同じ40代2人以上世帯の貯金額は、平均が889万円・中央値が220万円です。

*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年」

質問者さんの資産総額は60万円と、残念ながら平均を下回っているのが現状です。

教育費の目安と家族で協力する進路計画の方法

質問者さんは、収入が減ったために今後の教育費に不安を抱えているのですね。
高校進学には大きな費用がかかりますので、早めの準備と計画が大切です。
具体的な教育費の目安と対策をご紹介します。

教育費の費用の目安

高校・大学進学にあたっての教育費の目安は次の通りです。

高校

  • 公立高校:3年間で学費が約179万円
  • 私立高校:3年間で学費が約308万円

*……参考:文部科学省「子供の学習費調査」

大学

  • 国立大学:4年間で約243万円
  • 公立大学:4年間で約252万円
  • 私立大学:4年間で約408万円

*……参考:文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」

子どもとの話し合いで教育費を計画する

教育費の準備を進めるうえで、子どもとの話し合いはとても大切です。
子どもが興味を持っている学校や学部の費用について調べ、一緒に検討しましょう。
国公立と私立大学の費用の違いを説明し、現実的な進路を考えるきっかけを作ってみてください。
また、奨学金を利用する場合の条件や返済を子どもと共有することで、将来の負担も視野に入れた進路選びができます。
「家族で協力して必要な教育費を準備しよう」という姿勢を示すことで、子どもにも目標意識が芽生えるはずです。

まとめ

本を持っている制服姿の女の子出典:stock.adobe.com

・質問者さんと同年代の貯金額は、平均が889万円・中央値が220万円です。

・進学には大きな費用がかかります。子どもと話し合い、教育費を準備しましょう。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

ほかの40代の貯金額は……

【参考】49歳、男性/倉庫業の総務職出典:4yuuu.com

【参考】46歳、男性/不動産業の総務職出典:4yuuu.com

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
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