Z世代がオープン!世界初の“月経”博物館とは⁉︎
台湾の首都である台北市にある、世界初の“月経”博物館「The Red House Period Museum(小紅厝月經博物館)」。
2022年6月にオープンしたため、もうすぐ3周年を迎えます。
写真は館内お手洗い前の手洗い場ですが、多様な女性器がポップに描かれていました。
生理に対するあらゆる偏見を払拭するためにZ世代の若者が立ち上がって作り上げたという博物館には、「誰にも言ったことなかったけど気になってた!」なポイントがいっぱい!
生理や女性器について悩む人や、お子さんへの伝え方を考えている保護者にぴったりのスポットです。
◆The Red House Period Museum(小紅厝月經博物館)
住所:No. 40號, Lane 335, Section 3, Chongqing N Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103
電話:+886 2 2596 6992
アクセス:MRT淡水線「圓山」駅から徒歩10分
営業時間:金〜日曜日、11:00〜18:00
入館料:無料
混雑度:★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
おすすめ度:★★★★★
台湾に行ったら絶対に行きたい「小紅厝月經博物館」
博物館は2階建てです。
1階部分では生理や女性器の仕組みが詳しく解説されていました。
クイズ形式でアトラクションのようにも巡れるので、生理の学び直しにはぴったりです!(※英語や日本語のガイドあり)
たとえば……。
Q.PMS(月経前症候群)の種類は何種類あるでしょう?
A.150種です!
生理前の頭痛、腹痛、イライラや情緒不安定は、誰もが経験するものですよね。
お手洗いにはフリーナプキンが。
台湾の小学校では、ナプキンは無料で配布されているそうです。
ナプキンを購入できない“生理の貧困”に直面する人々のために、月経博物館では世界中に直接ナプキンを送って支援をしているとのこと。
真っ赤な部屋が印象的な2階へ上がると、生理の経験が語られた展示に迎えられます。
布ナプキンを含むさまざまな種類のナプキンや、ナプキン不要の月経用ショーツ、月経カップやコンドームまで。
気になっていたフェムテックグッズや書籍が目白押しでした。
全て手に取ることができるのが魅力的です♡
生理の仕組みや情報、日本の生理の歴史まで網羅されており、驚くべき濃さの博物館。
生理について、人生で最も詳しく分かりやすく学べました。
生理についてもっと語ろう!「小紅厝月經博物館」に行ってみて♪
世界初の月経博物館「小紅厝月經博物館」を紹介しました。頑張れば台北駅から歩けるので、アクセスも悪くありません。
周辺にはメジャーな観光スポットがないためわざわざ目指す必要がありますが、パートナーや子どもと訪れるのに非常におすすめですよ。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。