【リアル給与明細】53歳、課長職。勤続30年なのに少ない。老後資金が貯まりません【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。明細の内訳から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【53歳 運輸事務】

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ゆきFP
ゆきFP
2024.11.26

【リアル給与明細】53歳、運輸事務の場合

【リアル給与明細】53歳、運輸事務の場合

プロフィール

53歳、男性
運輸業の事務職、課長

▼現状
仕事内容は品質管理や監査。
ボーナスは年間180万円。
労働時間は月160時間、残業は月10時間程度。

【相談内容】同業他社と比べると給料が少ない。食費がかかり、老後資金がなかなか貯まりません。

解説するのは……

◆ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。

質問者さんの年収は平均より高い水準

平均給与

国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、50〜54歳の平均年収は684万円です。
それに対し、質問者さんの月収を年収換算すると756万円になり、平均を72万円ほど上回っています

*……参考https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2022/pdf/000.pdf

業界の傾向的に基本給は12.5万円と低く設定されてはいますが、各種手当が高く支給されているようです。

食費を安くするには?

食費を上手にやりくりするには、あらかじめ予算を決めておくことが大切。
家庭によって食費はそれぞれではありますが、支出の25%程度を目安にするとよいでしょう。

また、自炊と外食を分けて予算立てることで、どこに食費がかかっているのかを把握できます。
例えば、外食費が高ければ、普段から多めに自炊して冷凍しておいたり、職場にお弁当を持っていったりすることで節約できますよね。

1カ月の支出をまとめたら、予算と照らし合わせて改善点を見つけましょう。
自然と食費を節約できるようになりますよ。

食費以外に無理なく節約するには?

食費の節約は健康にも影響が出るため、頑張りすぎには注意が必要です。
一方で、固定費の見直しは効果がずっと続くため、ストレスなく節約できます。

例えば、保険料の見直しで年間数十万円安くなるケースや、携帯電話を格安SIMに乗り換えることで年間数万円安くなるケースもあります。

固定費の削減によって浮いた分は、貯金に回すことができますね。
銀行に預ける以外にNISAなどで資産運用することで、さらに効率よく貯めることもできますよ。

まとめ

お金に悩んでいる夫婦出典:stock.adobe.com

・食費は自炊と外食で分けて予算立てて。

・固定費の見直しはストレスなく節約できておすすめ。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

ほかの50代の給与明細は……

【参考】57歳、男性/金融業の営業職出典:4yuuu.com

【参考】50歳、女性/看護師出典:4yuuu.com

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。
特に、お金の制度をわかりやすく伝えることが得意です!
育休ママ向けにInstagramで発信もしています。
https://www.instagram.com/chanyuki_money