【リアル給与明細】53歳、運輸事務の場合
プロフィール
53歳、男性
運輸業の事務職、課長
▼現状
仕事内容は品質管理や監査。
ボーナスは年間180万円。
労働時間は月160時間、残業は月10時間程度。
【相談内容】同業他社と比べると給料が少ない。食費がかかり、老後資金がなかなか貯まりません。
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの年収は平均より高い水準
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、50〜54歳の平均年収は684万円です。
それに対し、質問者さんの月収を年収換算すると約756万円になり、平均を72万円ほど上回っています。
*……参考https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2022/pdf/000.pdf
業界の傾向的に基本給は12.5万円と低く設定されてはいますが、各種手当が高く支給されているようです。
食費を安くするには?
食費を上手にやりくりするには、あらかじめ予算を決めておくことが大切。
家庭によって食費はそれぞれではありますが、支出の25%程度を目安にするとよいでしょう。
また、自炊と外食を分けて予算立てることで、どこに食費がかかっているのかを把握できます。
例えば、外食費が高ければ、普段から多めに自炊して冷凍しておいたり、職場にお弁当を持っていったりすることで節約できますよね。
1カ月の支出をまとめたら、予算と照らし合わせて改善点を見つけましょう。
自然と食費を節約できるようになりますよ。
食費以外に無理なく節約するには?
食費の節約は健康にも影響が出るため、頑張りすぎには注意が必要です。
一方で、固定費の見直しは効果がずっと続くため、ストレスなく節約できます。
例えば、保険料の見直しで年間数十万円安くなるケースや、携帯電話を格安SIMに乗り換えることで年間数万円安くなるケースもあります。
固定費の削減によって浮いた分は、貯金に回すことができますね。
銀行に預ける以外にNISAなどで資産運用することで、さらに効率よく貯めることもできますよ。
まとめ
・食費は自炊と外食で分けて予算立てて。
・固定費の見直しはストレスなく節約できておすすめ。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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