高さがあって使いにくい吊戸棚
吊戸棚が使いにくい一番の原因は、高さがあってモノを取り出すのが手間だということです。
いちいち踏み台を使わなければならず、いつの間にか吊戸棚の中が死蔵品だらけになっていることも……。
新しいタイプのキッチンでは吊戸棚が昇降式になっており、踏み台要らずでモノを取り出せるよう工夫されていますよね。
ですが、昇降式ではない古いキッチンの場合は、取り出しのハードルを下げる工夫が必要です。
攻略法①ダイソーのアイテムで一工夫する
おすすめは、吊戸棚に収納ケースを入れて、引き出しのように使うアイデアです。
収納の奥行きを無駄なく活用できます。
取っ手が下のほうについているケースなら、踏み台なしで取り出せますよ。
これからケースを購入するなら、ぜひ取っ手に注目して選んでくださいね。
もうすでにケースを使って収納していたり、家にあるケースを使いたかったりする場合は、アイテムを使って一工夫するとより便利になります。
そのアイテムとは、DAISO(ダイソー)の「ピタッと貼れる取っ手」です。
持ち手の裏に粘着テープがついており、収納ケースの下のほうに貼り付けることで、踏み台なしでケースを引き出せるようになりますよ。
◆ダイソー ピタッと貼れる取っ手 ツマミタイプS
価格：¥110(税込)
攻略法②使用頻度が低いものの定位置にする
モノが出しにくい吊戸棚は、あまり使わないモノの置き場所として活用するのも手です。
お菓子を作るための道具や型、年に1〜2回使うお重やお弁当箱など、使う頻度は少ないけれど必要なものの定位置にぴったり。
また、子どもの手が届かないことを逆手に取り、お菓子の隠し場所にしたり、漂白剤などの触ってほしくないモノの収納場所にしたりするのにも適しています。
ここで注意したいのは、使用頻度が少ないからといって、重い土鍋やホームベーカリーなどを吊戸棚に収納すること。
万が一、地震が発生したときに危険ですし、吊戸棚の耐荷重を考えるとおすすめできませんのでご注意くださいね。
高さと不便さを攻略すれば活用できる！
キッチンの吊戸棚は、ダイソーのアイテムで工夫したり、あまり使わないモノの定位置にしたりすると、便利な収納に生まれ変わります。また、引き出しのように使用する場合は、扉を外すとさらに取り出しがラクになりますよ。ぜひお試しくださいね。
◆整理収納アドバイザー / Amemi
シンプリストで整理収納アドバイザーのAmemiです。
転勤族・ワンオペ育児・実家遠方の三重苦から抜け出すため、モノを減らしてシンプリストになりました。
持たない暮らしについて、X、ブログ、stand.fmにて発信活動をしています。
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