メキシコの本場の味が楽しめるカルニタス
カルニタス(Carnitas)は、メキシコ料理の伝統的な料理。
豚肉を小さな塊に切り分け、じっくりと低温で煮込んで作る料理です。
スペイン語で「小さな肉片」という意味がありますよ。
カルニタスは、タコスやブリトーなどのメキシコ料理の具材として使用されることが多いです。
本来はオレンジやスパイス(シナモン、クローブ、コリアンダーなど)を加えて煮込みますが、今回はコーラを使った簡単な方法で作ってみます。
カルニタス▶材料
- 豚ももブロック 500g
- 塩 小さじ1/2
- 黒こしょう 適量
- ニンニク(みじん切り) 1片
- 玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
- コーラ 1/2カップ
- オレンジジュース 1/2カップ
- オレガノ(なくてもOK) 適量
- ローリエ(なくてもOK) 1枚
カルニタス▶作り方
- 豚ももブロックに塩と黒胡椒をまぶして下味をつけます。
玉ねぎとニンニクはみじん切りにしましょう。 - 大きめの鍋にサラダ油(材料外)を熱し、豚肉の両面をこんがりするまで焼きます。
しっかり焼き色を付けることで旨味を閉じ込めます。 - 別の鍋に玉ねぎとニンニクを加え、香りが立つまで炒めます。
2.の豚肉とコーラとオレンジジュース、オレガノ、ローリエを加えてください。 - 豚肉がやわらかくなるまで弱火で2時間ほど煮込みます。
短時間で仕上げたい場合は圧力鍋を使用してください。 - 煮込み終わったら豚肉を取り出し、フォークでほぐします。
鍋の煮汁を煮詰めて濃厚なソースを作り、ほぐした豚肉を戻して絡めましょう。
豚肉をほろほろに仕上げるポイント
豚肉をほろほろに仕上げるためには、じっくり煮込むことが重要です。
コーラの炭酸が肉をやわらかくし、オレンジジュースが爽やかな酸味を加えます。
また、豚肉の一部をバラ肉に変えることで、こってりとした仕上がりにすることもできますよ。
カルニタスをタコスに!トルティーヤの作り方
トルティーヤとは、メキシコ料理で使われる薄く伸ばしたパンで、タコスやブリトーに使われます。
材料は、主にトウモロコシ粉または薄力粉です。
材料
- 薄力粉 200g
- 塩 小さじ1/2
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 110ml
作り方
- ボウルに全ての材料を入れてへらなどで混ぜ、まとまってきたら手で4〜5分捏ねます。
- ラップで包んで室温で30分置きます。
- 生地を8等分し、台に打粉をし綿棒で直径16cmにのばします。
1枚ずつのばしては焼いていきましょう。 - フライパンに油はひかず、中火で両面をサッと焼きます。
生地がぷくっと膨らみだしたら裏返してください。(焼きすぎると硬くなるので注意)
焼いた生地が乾燥しないように、食べる直前まで布巾やラップで覆っておくとよいですよ。
カルニタスをトルティーヤで!美味しい食べ方
カルニタスをトルティーヤに包み、お好みでサルサソース、アボカド、レタス、きゅうり、ライム、パクチーを添え、タコスとして家族や友人と一緒に楽しんでください。
新しい味わいに驚くこと間違いなしです!
家庭で本格的なメキシコ料理が楽しめる
コーラを使ったカルニタスと自家製タコスは、家庭でも簡単に作れるメキシコ料理。甘さとコクが絶妙にマッチし、ほろほろとやわらかい豚肉は和食のおかずとも相性がよいためお弁当にも最適です。ぜひ試してみてくださいね。
◆ライター・管理栄養士 / ごん太郎
管理栄養士歴15年。趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。
コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。
得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。
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