【貯蓄額】34歳男性の場合
プロフィール
34歳、男性
貿易商社営業、年収470万円
妻(35歳、会社員)と2人暮らし
【相談内容】子どもの習い事費用はどれくらいかかる?
「子どもが欲しいと考えています。習い事をさせたい場合は、いくらほど準備しておけばいいでしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代の30代2人以上世帯の貯金額は、平均が601万円・中央値が150万円。
質問者さんの資産額は900万円で、これは平均貯金額の約1.5倍・中央値の6倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
子どもの習い事費用の目安は?
質問者さんは、子どもの習い事にかかる費用をどの程度準備しておけば良いのかが気になるのですね。
将来子どもができたときにかかるさまざまな費用について考えるのは、親として大切なことです。
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、各年代の1か月あたりの学校外教育活動の費用平均は、次のようになっています。
- 幼児期……6,500円
- 小学校……15,300円
- 中学生……22,200円
- 高校生……16,900円
*……参考https://benesse.jp/berd/up_images/research/2017_Gakko_gai_tyosa_web.pdf
それぞれの期間の総額を計算すると、次のようになります。
- 幼児期(4年間)……312,000円
- 小学校(6年間)……1,101,600円
- 中学生(3年間)……799,200円
- 高校生(3年間)……608,400円
このことから、幼児期から高校生まで平均的な習い事を続けた場合は、総額で2,821,200円が必要と考えられますね。
なお、習い事には交通費や道具代といった追加の出費が発生することがあります。
将来的な支出をしっかりと見据え、無理のない範囲で計画的に資金を準備しておくことが大切です。
習い事の内容によって費用は変わるので、子どもが希望するものに通わせてあげられるよう、余裕をもって資金を確保しておきたいですね。
まとめ
・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約1.5倍・中央値の6倍です。
・幼児期から高校まで平均的な習い事をさせた場合、総額は約280万円となります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同年代の貯金額は……
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