【リアル貯金額】33歳、5人家族の男性。今のままで老後に備えられますか?【FPが解説】

Baby&Kids / Life style

読者から寄せられた実際の総資産額を大公開。内訳から、改善できるポイントあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【33歳 男性】

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ゆきFP
ゆきFP
2024.07.25

【貯金額】33歳男性の場合

【貯金額】33歳男性の場合

プロフィール

33歳、男性
医療業 専門職

家族構成:妻(33歳、自営業)と子ども3人(7歳、5歳、3歳)
年収:450万円
その他の資産:暗号資産

【相談内容】

「老後2,000万円問題が円安により4,000万円ともいわれています。現在の資産配分で、老後に備えられるか不安です。」

ファイナンシャルプランナーによる回答

質問者さんの貯蓄額は中央値の4.8倍

30代既婚世帯の平均貯金額は601万円、中央値は150万円です。
それに対して、質問者さんの資産総額は720万円と平均を上回ります。

*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html

預貯金以外にも株式や投資信託、暗号資産などに分散して資産運用をされているようですね。
銀行預金では低金利で増えないため、今の調子で資産運用を継続していきましょう。

しかし、暗号資産の比率は資産全体の16%と若干高い印象です。
暗号資産は変動が大きくリスクが高いため、資産全体の5%を目安に保有するとよいでしょう。

預貯金は、すぐに使う予定があるものと生活費の3〜6カ月分程度は置いておき、残りの余裕資金を運用に回すとさらに貯蓄のペースアップができますよ。

毎月5,200円の積立で老後資金4,000万円を達成できる

一時話題になった老後2,000万円問題ですが、最近では老後4,000万円問題ともいわれています。
物価上昇率+3.5%が今後も続いたケースを想定したもので、10年後には2,821万円、20年後には約4,000万円になるというもの。
そこで、老後4,000万円をこれから準備するにはいくら必要か計算してみました。

質問者さんの場合、現在運用されている320万円に加えて毎月5,200円の積立をすれば、65歳のときに運用資産4,000万円を達成できますよ(※年率7%で計算)。

*……https://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.htmlをもとに算出

投資信託であれば数千社の企業の株式に分散投資ができるため、資産配分も気にしすぎなくてよいのでおすすすめ。
NISAを利用すれば、利益の全額がずっと非課税で運用できますね。

まとめ

スマートフォンを見ている男性出典:stock.adobe.com

・質問者さんの貯金額は中央値の4.8倍です。

・現在の資産に加えて、毎月5,200円の積立で老後4,000万円問題をクリアできます。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

 

◆ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。

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ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。
特に、お金の制度をわかりやすく伝えることが得意です!
育休ママ向けにInstagramで発信もしています。
https://www.instagram.com/chanyuki_money