【リアル給与明細】54歳、薬剤師。物価上昇に備える方法はありますか?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【54歳 薬剤師】

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2024.04.28

【リアル給与明細】54歳、薬剤師の場合

薬剤師給与明細

プロフィール

54歳、男性
薬剤師

▼現状
仕事内容は、医療現場での薬剤部統括。
労働時間は月260時間、残業は月に約60時間。
ボーナスは200万円程度。

【相談内容】物価の上昇が続いているのに、管理職で賃金がこれ以上アップしないので将来が不安です……

解説するのは……

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

インフレに強い資産を持とう

質問者さんは、お給料が上がる見込みがないのに物価だけが上がっていくことを心配しているのですね。

ご心配されている通り、インフレ(物価が上がること)が起きると、現金の価値は下がります
1万円持っているとして、今まで100円で買えたおにぎりがインフレで200円になれば、買えるおにぎりの数は半分になってしまいますよね。
これが、現金の価値が下がるということです。

仮に物価が2倍になれば、持っている現金資産の価値は半分に減ってしまうことになります。

では、今後も続くと思われるインフレにはどのように備えたら良いのでしょうか?

その答えは『インフレに強い資産を持つこと』です。

インフレに強い資産、具体的にはどんなもの?

では、インフレに強い資産とは具体的にどのようなものでしょうか。

代表的なのは、投資信託や株などです。
これらは景気によって価格が上がる傾向があり、現金預金と比べてインフレに強いとされています。

また、不動産や金、外貨建て資産もインフレに強い資産とされています。
ただし、リスクが高いものに投資することで資産を減らしてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

インフレ対策としておすすめなのは、全世界や全米の指数に連動したインデックス投資です。
リターンは莫大ではありませんが、景気に連動して価格が変動するため、現金預金と組み合わせて持っておくことでインフレ対策の効果が期待できます

2024年からは投資の利益が非課税になる新NISA制度も始まったので、上手に活用すると良いでしょう。

まとめ

・インフレ(物価上昇)は、インフレに強い資産を持つことで備えよう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
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