えのき氷

「えのき氷」は万能!ちょい足しで料理を格上げ【管理栄養士おすすめ】

Gourmet / Recipe

えのき氷は、最近注目されているユニークな食品の一つです。その旨味と利便性、さらには健康効果から、多くの人がえのき氷の魅力に引き込まれています。
今回は、えのき氷の起源から製造方法、利用法、健康効果まで、あらゆる側面に焦点を当ててご紹介します。
えのき氷の謎に迫ってみましょう。

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ごん太郎
ごん太郎
2024.03.15

えのき氷の起源と由来

“血液サラサラ効果”が期待できる!?えのき茸を効率よく摂取できる「えのき氷」

2005年に、えのき茸を毎日100g摂取すると“血液サラサラ効果”が得られることが証明されました。
えのき氷は、そのえのき茸を効率よく摂取できる方法として考案されたものです。

ペースト状にし、保存性を高めるために冷凍させることで利便性が高まり、多くの人が手軽に活用できるようになりました。

えのき氷の健康効果と栄養成分

えのき茸には、キトグルカン(キノコキトサン)という成分が多く含まれる。

えのき茸は昔から体に良いといわれています。
キトグルカン(キノコキトサン)という成分が多く含まれ、毎日摂取していれば血清脂質が改善され、生活習慣病の予防になることが期待できます。

食物繊維も豊富なため、適度に取ると血糖値の上昇が緩やかになったり、便通が改善したりすることも。

ただし、健康に良く利便性が高いからと大量に摂取すると、通便が緩くなることがあります。
摂取量の目安は、製氷皿の氷サイズで1日3個ほどです。

えのき氷の用途と楽しみ方

えのき氷をインスタントラーメンに加えて食物繊維増しで罪悪感軽減!

えのき氷は特徴的な味がないうえに旨味であるグルタミン酸がないため、いろいろな形でちょい足しできます。

とろみの性質を活かしてハンバーグのつなぎやとんかつの衣つけに!

  • 味噌汁などのスープに加えて旨味アップ
  • インスタントラーメンに加えて食物繊維増しで罪悪感軽減
  • できあがったカレーに足して辛味をまろやかに(子どもも食べやすくなる)
  • とろみの性質を活かしてハンバーグのつなぎやとんかつの衣つけに
  • ご飯と炊き込んで旨味と繊維増し

など、さまざまな食べ方に応用できます。

特に便利なのが、ハンバーグへの混ぜ込みです。
炒めた玉ねぎの粗熱がとれるまで時間がかかったことはありませんか?
えのき氷と炒めてすぐの玉ねぎを混ぜておけば、すぐに冷ませますよ。

えのき氷の作り方

えのき氷は簡単に作れる。

えのき氷はご家庭でも簡単に作れます。調理時間は約70分です。

材料

  • えのき茸 300g(約2袋)
  • 水 400ml

作り方

えのき氷の作り方

  1. えのき茸を長さ3等分ぐらいにカットし、水と共に30秒ミキサーにかける
  2. 鍋に移し、沸騰させてから弱火で焦がさないように1時間煮詰める
  3. 粗熱がとれたら製氷皿に入れて凍らせる

※えのき氷は約2か月保存できます。

えのき氷の今後の展望

えのき氷

物価が値上がり続ける昨今であっても、えのき茸は国産品を安く買えるのが嬉しいですよね。
健康志向の高まりに伴い、えのき氷のような自然な材料から作られた食品への関心が高まっています。えのき氷は低カロリーで食物繊維やミネラルを豊富に含んでいるため、健康意識の高い方にとって魅力的な食品になるのではないでしょうか。

ライター・管理栄養士ごん太郎

◆ライター・管理栄養士 / ごん太郎

管理栄養士歴15年。趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。
コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。
得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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