ボール型の棚▶材料
今回は、アカシア材を使ってボールのように丸みのあるデザインの棚を作っていきます！
＜材料＞
- アカシア材 大(約15×300×910mm) 2枚
- アカシア材 小(約15×150×910mm) 4枚
- オイルフィニッシュ
- Lアングル
ボール型の棚の作り方①アカシア材(大)をカットする
アカシア材の幅をメジャーで測り、中心に印を付けましょう。
端から中心までの長さが、今回下書きする円の半径となります。
次に、アカシア材を作業台かベニヤ板の上など傷が付いても問題ない場所に置いてください。
円の中心になる部分にネジを取り付け、そこに半径の長さの針金を巻いてコンパスを作ります。
コンパスを使ってアカシア材にカーブラインを下書きしたら、アカシア材を2枚重ね、下書きに沿ってジグソーでカットしましょう。
ボール型の棚の作り方②アカシア材(小)をカットする
アカシア材(小)を丸い形にカットします。
丸く切ったアカシア材(大)の直線部分と平行になるように、アカシア材(小)を重ねてください。
平行を維持したまま、円の頂点にアカシア材(小)が接するように置き、裏側から円のラインを鉛筆で写します。
下書きができたら、ジグソーを使って4枚のアカシア材(小)を同じ形にカットしましょう。
ボール型の棚の作り方③板が交差する部分に下書きする
縦板と横板が交わる部分をくり抜くために、板の厚み分のラインを下書きします。
縦板は壁側、横板は手前側をくり抜くことに注意してくださいね。
まずアカシア材(大)の中心を求め、カットラインを下書きをします。
ここが、2枚のアカシア材(大)が交わる棚の中心部分になります。
次にアカシア材(大)とアカシア材(小)が交わる部分に下書きをしましょう。
交わる位置は、アカシア材(小)の頂点の高さを基準に決めてくださいね。
アカシア材(小)同士が交わる部分は、今回はくり抜くスペースがなかったので縦板のみ端を切り落としました。
ボール型の棚の作り方④交差する部分をくり抜く
すべての板に下書きができたら、電動マルノコと手ノコを使ってくり抜きます。
ノコギリが入らない奥のラインは、カッターで筋を入れるとパキッと外れますよ。
すべてくり抜いたら、全体にヤスリをかけておきましょう。
ボール型の棚の作り方⑤組み立てる
くり抜いた部分にボンドをたっぷりと塗り、板を組み立てます。
はみ出たボンドは雑巾で拭き取っておきましょう。
組み立てが終わったら、すべての角が90度になっているかチェックしてくださいね。
ボンドが完全に乾いたら、スポンジを使ってオイルフィニッシュを全体に塗り、乾いた雑巾で拭き取ります。
ボール型の棚の作り方⑥壁に固定する
壁の下地の位置を確認し、Lアングルを取り付ける場所を決めておきましょう。
Lアングルをあらかじめ取り付けた状態で棚を持ち上げ、壁に棚を固定します。
水平器を使うと、まっすぐに取り付けることができますよ。
既製品ではなかなか見つからない！ボール型の棚を作ってみよう
今回作ったボール型の棚は、どこにも売っていないようなオリジナリティ溢れるデザインが魅力。お気に入りの雑貨をディスプレイするだけで、お部屋をグッとおしゃれに見せてくれますよ。
動画では、「アカシア材を丸くカットするコツ」や、「板をくり抜くときのポイント」についてわかりやすく解説しています。ぜひ動画もチェックして、DIYに挑戦してみてくださいね！
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Writer：meruko77
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