暑い京都で涼を感じる!夏ならではの観光スポット・イベント・グルメ満載の旅行へ!

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夏の京都への家族旅行。蒸し暑さや熱中症が心配になりますが、涼を感じられる素敵なスポットも多いんです!
ここでは、6月・7月・8月・9月の京都旅行で役立つ観光情報をご紹介。観光スポットやイベント、グルメはもちろん、京都の夏の気温・気候やおすすめの服装なども取り上げています。
夏ならではの京都を体験しにいきましょう♪
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あんみつ
立花恵
2023.06.21

とにかく蒸し暑い!京都の夏の気温・気候のこと

京都の清水寺出典:www.shutterstock.com

  平均気温 日最高気温 日最低気温 相対湿度
6月 23.3℃ 28.1℃ 19.2℃ 66%
7月 27.3℃ 32.0℃ 23.6℃ 69%
8月 28.5℃ 33.7℃ 24.7℃ 66%
9月 24.4℃ 29.2℃ 20.7℃ 67%

出典:気象庁ホームページ「京都 平年値(年・月ごとの値)」

京都の梅雨入りは平年6月6日で、梅雨明けは平年7月19日ごろ(近畿地方)。6月に入ると梅雨特有のジメジメとした気候が多くなるとともに30℃を超えることが出てきますが、平均気温はまだ23℃程度です。

梅雨が明けるとともに始まるのが、蒸し暑い京都の夏。7月と8月は35℃以上の猛暑日が続くこともあり、注意が必要なほど高温になります。
特に「京の油照り」と言われる、京都ならではの暑さは有名ですよね。京都市は山に囲まれた盆地で、夏は暑くて冬は寒いエリア。風が少ないので湿度がこもりやすく、さらにジリジリとした薄日に照らされると、何もしていなくても汗が出るほどです

9月はまだ残暑が厳しいですが、夕方〜夜は過ごしやすい日が増えてくる頃。また、台風シーズンで雨が多くなる時期でもあります。

京都の夏におすすめの服装と熱中症対策

夏の京都・円光寺出典:www.shutterstock.com

蒸し暑い京都の夏に合わせたコーディネートをするのも、京都旅行を楽しむためのポイントです。

まず基本は、通気性が良い素材やデザインを選ぶこと
夏におすすめの素材は、リネンやコットン、レーヨンなど。吸水性に優れ、汗をかいても肌触り良く着ていられるものが快適です。ほかにも、スポーツ・アウトドアブランドなどの高機能な吸汗速乾・接触冷感素材などもおすすめです。

シャツやズボン、ワンピース、スカートなどの服はゆったりとしたデザインを選び、風通しよく着られるものがベスト。夏らしい、爽やかなカラーは見た目にも涼しくなります。
6月や9月は夜だと比較的涼しい日もあるので、天気予報を確認しつつ、脱ぎ着できる長袖があると便利ですよ。

そして、せっかくの京都旅行。家族でレンタル浴衣を着て過ごすのもオツですね♪
京都で寺社に行くことを考えるなら、靴下と歩きやすい靴の用意も忘れずに。また6〜9月までは、梅雨や台風シーズンと重なり雨が降ることが多いので、雨具もあると安心です。

熱中症対策も抜かりなく

夏の京都は、蒸し暑いので熱中症・暑さ対策も大切です。
汗拭きタオルや汗拭きシート、日傘、帽子、飲み物、冷んやりする冷感アイテムなどがあると便利。子供は汗をかきやすいので、替えのシャツを持ち歩き用バッグのなかに入れておき、汗をかいたら着替えられるようにしておくのがおすすめです。

また旅行中は日陰を選んで歩き、寺社の木陰やカフェについたら休憩がてら水分補給をしっかりしましょう!マスクをつけている場合は適宜外して、無理しないようにしてくださいね。

夏の京都旅行の移動手段について

京都の路線バス出典:www.shutterstock.com

京都旅行の移動手段といえば、バスが定番
観光スポットをほぼ網羅している上、1日乗車券を使えばお得に乗り降りできます。場所によっては、地下鉄や電車も併用するともっと効率よく回れますよ。

でも混雑の多い京都。子連れで動き回るのが大変というときは、コースが決まっている京都定期観光バスの利用もおすすめです。
名所廻りコースや、市内ドライブコースなどバラエティに富んだプランが用意されています。

また市内を回るなら、自転車を使うのも便利。小さい子供向けの自転車や、子供乗せ対応の電動自転車を貸し出しているお店もあります。

京都の夏の楽しみ方♪涼を感じる体験とおすすめ観光スポットを巡る旅へ

ここでは、夏の京都を楽しむのにぴったりな観光名所や体験・アクティビティをご紹介します。涼を感じたり、夏限定・期間限定だったりするものをセレクトしていますよ。

モデルコースに選ばれるような京都の人気スポットから、穴場情報まで取り上げているので、旅程を考える際の参考にしてみてくださいね。1泊2日〜2泊3日程度を考えているなら、全部まるっと盛り込めるかも♪

東福寺

東福寺出典:recotripp.com

「東福寺(とうふくじ)」はCMの舞台にもなった紅葉の名所ですが、夏にはまた少し違った風景を見ることができますよ。

夏の東福寺は青もみじや苔に覆われ、清々しい緑に囲まれた涼を感じるスポット。特に風通しと見晴らしの良い通天橋からの景色は、いつの季節にきても必見です。

人気の東福寺ですが、夏は意外と人が少なく、穴場なことも!特に早朝は人混みに邪魔されず、美しい自然のなかの歴史ある寺社で心地よい滞在となるはず♡

  • 住所:〒605-0981  京都府京都市東山区本町15-778

上賀茂神社

上加茂神社出典:recotripp.com

多くの寺社がある京都のなかでも、もっとも古い神社と言われるのが「上賀茂神社(かみがもじんじゃ)」。正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)ですが、通称で親しまれています。
モデルコースにもよく組み込まれる、人気の観光スポットです。

美しい上賀茂神社では、夏の期間に開催されるイベントがいくつかあります
国宝の本殿・権殿を見ることができる特別参拝“京の夏の旅”や、幻想的なライトアップイベント“NAKED夕涼み2023”などが行われるので、タイミングがあえば是非訪れてみてください。

また境内を流れる小川は、足つけをして涼める穴場スポットでもあります♪参拝後、ぜひ子供と一緒にクールダウンしましょう。

  • 住所:〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
  • 開催期間:「京の夏の旅」2023年7月8日〜9月30日 10:00〜16:30(受付16:00終了) / 「NAKED夕涼み2023」2023年7月7日〜17日 18:30〜20:30(最終入場20:00)など

貴船川床

京都府京都市貴船川床出典:www.shutterstock.com

夏の京都ならではの体験をしたいときにおすすめなのは、「川床(かわどこ)」。京都の伝統文化の一つで、川の上や川が見える位置に用意された店外席のことです。
貴船の川床なら、本当にすぐ川の上に座敷が設置されているので、すぐ近くに水の気配を感じられます
よ。5月〜9月ぐらいまでがベストシーズンです。

避暑地でもある貴船は、市内の中心地よりも気温が10℃低いこともあるほどで、そんな貴船の川床は本当に涼しいスポットでもあります。
いろんなお店がありますが、懐石料理や川魚、お鍋などの京料理が川床でいただけます。
人気の観光スポット・貴船神社とあわせて訪れるのが定番のモデルコースですよ♪

鴨川納涼床

鴨川納涼床出典:recotripp.com

京都に訪れた人なら、「鴨川納涼床(かもがわのうりょうゆか)」を見たことがある人も多いかもしれませんね。
鴨川納涼床は貴船の川床(かわどこ)と少し異なり、高床形式で川を眺めながら食事をするスタイル。例年5月〜10月ごろまでのあいだ楽しめます。

鴨川沿いに約90店舗ある納涼床のお店は、京料理をはじめ、洋食・和食・豆腐料理・居酒屋・カフェ・バーなどジャンルが実にさまざま。
カジュアルに楽しむことができるお店が多いので、川床(かわゆか)初心者にもおすすめですよ。

保津川下り

保津川下り出典:recotripp.com

大人も子供も楽しめる京都の人気アクティビティといえば、「保津川下り(ほづがわくだり)」。
亀岡から嵯峨嵐山までの約16kmを約2時間かけて行う船下りで、船から見られる景色は、峡谷美や奇岩・怪石など見どころたっぷりです♡

加えて夏は、涼しい谷風やささやかな水しぶきが気持ち良い季節!特に、日差しが上がりきる早朝がおすすめです。
暑い季節なら、ラフティングもぜひチャレンジしてみて。子供と一緒に体験できるプランもありますよ。

浴衣レンタルで街歩き♪

浴衣を着た女の子の後ろ姿出典:www.shutterstock.com

せっかくの京都旅行。雰囲気に合わせて、レンタル浴衣で街歩きを楽しむのもいいですよね
京都のレンタル着物店には、大人だけではなく、子供向けを取り扱っているところも多いですよ。

例えば、レンタル着物店の老舗で品揃え豊富な「レンタルきもの岡本」は85m〜、リーズナブルな価格で可愛い着物・浴衣をレンタルできる「咲く京都」は80cm〜など、お店によっては赤ちゃん・乳幼児からのレンタルも可能です。

京都の夏の風物詩♡見どころたっぷりの夏祭り・イベント

京都の祇園祭出典:www.shutterstock.com

一年を通じて、多くのお祭りが開催される京都。
夏祭りは特色あるものが多く、子連れ旅行で訪れるなら、みんなで参加して楽しんでみて♪京都でしか体験できないお祭りなので、貴重な思い出になりますよ。

まずは京都の夏に欠かせない「祇園祭(ぎおんまつり)」。7月1日〜31日までの約1ヶ月にわたる八坂神社の歴史ある祭礼で、特に17日の前祭と24日の後祭で見られる34基の山鉾巡行は祭りのハイライトです。

8月16日に行われる「京都五山送り火(きょうとござんのおくりび)」は、祇園祭と並ぶ夏の風物詩です。お盆の伝統行事で京都を囲む山々で行われる送り火は、大文字/妙・法/船形/左大文字/鳥居形の順に浮かび上がります。

人気観光スポットの伏見稲荷大社の「本宮祭(もとみやさい)」はとても幻想的で、境内全域に火が灯ります。
下鴨神社の「御手洗祭(みたらしさい)」は、御手洗池に足をつけて無病息災を祈る足つけ神事を体験しましょう。
目でも耳でも涼を感じたいときにおすすめな正寿院の「風鈴まつり(ふうりんまつり)」は、約2,000個の風鈴が心地よく鳴り響きますよ。

京カフェ・京スイーツが楽しめる夏グルメ情報

京都・鱧料理出典:www.shutterstock.com

京都のグルメは、昔ながらの京料理や今流行りのスイーツまで実に多彩♡

夏の京料理といえば外せない「鱧料理(はもりょうり)」。鱧落とし・鱧の天ぷら・骨せんべい・しゃぶ鍋など、いろんな食べ方を楽しみましょう。

旬を迎える「夏の京野菜」も忘れてはいけませんね。6月〜9月なら賀茂茄子や万願寺唐辛子、伏見唐辛子、鹿ヶ谷かぼちゃなどが特に有名です。京料理やおばんざいなどのお店で食べるのもちろん、お土産にしたり、夏野菜の漬物を買ったりするのもおすすめです。

蒸し暑い京都の夏なら、涼を感じるカフェ・スイーツも絶対に食べに行くべき♪
喫茶ソワレ(きっさそわれ)」のカラフルなゼリーポンチや、「大極殿本舗(だいきょくでんほんぽ)」の寒天スイーツ琥珀流し、「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」の作り立てくずきり、「中村藤吉本店(なかむらとうきちほんてん)」のさっぱりとした生茶ぜりぃ、「京氷菓つらら(きょうひょうかつらら)」の絶品かき氷などなど。見た目も味も爽やかな甘味がたくさんありますよ。

ちょっと趣向を変えるなら「無鄰菴(むりんあん)」で、美しい夏の日本庭園を見ながら上品にカフェを楽しむのも風流です。

家族旅行で夏の京都ならではの楽しみ方を満喫しましょう

京都の三年坂出典:www.shutterstock.com

京都は、1年を通しておすすめの家族旅行先です。
蒸し暑くても、夏には夏ならではの楽しみ方や見どころがたくさんあります。名所も夏祭りもグルメも全部満喫して、楽しい夏の休日を過ごしてくださいね。

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