洗面台の汚れの正体
毎日使っていると、どうしても汚れがつく洗面台。汚れの正体は水垢とカルキで、地域の水道水の成分によって汚れ具合も異なります。今回は水道水の成分にミネラルが多い地域の、頑固な洗面ボウルの汚れをピカピカにしていきますよ!
洗面台のお掃除に使う道具
今回の掃除で使う道具は以下の通りです。
- 耐水ペーパー #2000
- 酸性洗剤
- 皮スキ
- ステンレススポンジ
- フッ素コーティング
洗面台のお掃除方法①酸性洗剤で落とす
頑固なミネラル成分を軟化させるために使うのは、酸性の洗剤です。スプレーボトルに入れて洗面ボウル全体に振りかけるか、直接垂らして全体に塗り広げてください。
洗面台のお掃除方法②全体の汚れを擦り落とす
酸性の洗剤は反応が早いので、全体にかけた後に時間を置く必要はありません。すぐに耐水ペーパーで擦り洗いしていきます。耐水ペーパーは必ず、水か洗剤で濡れた状態で擦ってください。
洗面台のお掃除方法③排水口の淵
黒ずみがこびりついて、一段と頑固な汚れが目立つ排水口の淵。ここは耐水ペーパーで擦るだけでは取り切れません。
そこで使うのがステンレス製のヘラ。100均の栗ピーラーや、ホームセンターの皮スキという道具がおすすめです。このヘラを使って削り落としていきましょう。立てて擦ると洗面台に傷がついてしまうので、必ず刃を寝かせて優しく削っていってください。
洗面台のお掃除方法④排水栓の汚れ
こちらも頑固なカルキ汚れが蓄積しやすい箇所。カルキ汚れが蓄積して厚みが出てしまっている場合は、先にヘラで削り落としておきましょう。その後、洗剤を付けながらステンレススポンジで擦り洗いしていきます。
洗面台のお掃除方法⑤ツヤ出し鏡面磨き
陶器部分、ステンレス部分の汚れ落としが終わったら、汚れを防ぐために仕上げのコーティングをしていきましょう。ここでは使いやすいフッ素コーティング剤を使用します。
フッ素コーティングは表面の凸凹を平らにし、皮膜を作ることで汚れの再付着を軽減する効果がありますよ。ペースト状のコーティング剤なので、乾いた布やキッチンペーパーに出して全体に塗り広げます。その後、軽く乾拭きしたら完了です。
簡単に洗面台が新品レベル
頑固な水垢のこびり付きも、ポイントを押さえれば簡単に新品レベルのきれいな状態にまでお掃除できますよ。コーティングは塗るだけで格段にツヤがUPするので断然おすすめです!YouTubeチャンネル「おそうじダイアリー」では、他にもプロおすすめの掃除術やアイテムをたくさん紹介していますので、ぜひチェックして参考にしてみてください。
◆おそうじダイアリー
関東圏を中心に『洗濯機分解清掃』を行っている畠中秀行(はたなかひでゆき)が、ご家庭でも活用できる『簡単お掃除テクニック』や、『便利グッズ』の紹介などを発信しているYouTubeチャンネル。
YouTubeチャンネル:おそうじダイアリー
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Writer:EMIKO
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