子どもへの賢い‟ご褒美”とは?〜NG編〜①モノで釣る
「勉強が終わったらご褒美にアイスあげるね!」「部屋の掃除ができたら、ご褒美に○○を買ってあげるね♪」など、ついついやってしまいがちな、モノで釣るご褒美。
あまりにも頻繁になってしまうと、子どものモチベーションの元が、物的欲求だけになってしまいかねません。
モノへの欲求は、ご褒美であったとしてもどんどんエスカレートしてしまうもの。
安易にモノをご褒美にするのは避けたほうがいいでしょう。
子どもへの賢い‟ご褒美”とは?〜NG編〜②「ダラダラ時間」をご褒美
テレビを見たり、ゲームをしたり、漫画を読んだり……。
やるべきことをしないでだらだら過ごす子どもの姿を見かねて、「〇〇をやったらそれをしていいから!」という形でだらだらすることをご褒美として条件に出し、子どものやる気を引き出そうとしていませんか?
勉強をさせるためと思っていても、時間をきちんと区切らないと、かえってやるべきことをする時間を減らしてしまうことにつながります。
「宿題が終わったら15分だけ」というように時間を区切るか、ご褒美にダラダラ時間を許すような方法はとらないのがベターです。
子どもへの賢い‟ご褒美”とは?〜NG編〜③「スマホ時間」をご褒美
ダラダラするのと近いのですが、ご褒美にスマートフォンやSNSを使う時間を条件に出すのも、避けたほうが◎
中高生になれば多くの子どもが使っているSNSは、友達からの返信があれば、ついついそちらに気が取られがち。
勉強の合間に、つい許してしまうと、改めて勉強の時間がスタートしてもスマホの通知が気になって勉強に集中できない……なんてことも!
できればスマホやパソコンは、勉強する際には違う部屋に置いておくなど、物理的に離しておいた方がいいでしょう。
子どもへの賢い‟ご褒美”は「褒めること」!
モノもよくない、子どもの好きなことをさせるのもあまり好ましくないとしたら、一体何をご褒美にしてあげたらいいの?と思いますよね。
もちろん、ご褒美は適度であれば家族内のルールとして有効です。
でも、結局勉強やお片付けは、子ども自身のためになること。
ママが感謝するべきことではないはずです。
子どもが頑張って何かをしたときは、手放しで褒めてあげる、認めてあげる。
これが何よりものご褒美です♪
どうしてもご褒美をあげたいと思ったら、子どもに条件として引き合いに出さずに、こっそりプレゼントとして用意してみてはいかがでしょうか?
まっすぐ子どもの気持ちを尊重しながら、勉強などのやる気を引き出すことはなかなか難しいものですよね。
しかし、子育ては長い目で見ることがとても大切です。
グッとこらえて、早いうちからご褒美のあり方を考え直してみるべきかもしれません。
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